【ソウルの交通】これさえマスターすれば移動も怖くない

こんにちは~!
日本の隣の国、韓国。
今や週末韓国や日帰り韓国など国内旅行のような感覚で行ける国でもありますよね♪
韓国語を学ぼうと留学先として留学する日本人の数も増えています。
そんな短期旅行にも長期の旅行にも人気な韓国。
国内の交通事情ってご存知ですか?
日本と一番近い国ですが、ここはやはり外国!実は韓国ならではの交通事情があるんですよ~!
短期旅行では「時間」はお金にかえられない貴重なものだったり、長期滞在の場合には費用を抑えるために交通費を抑えることも大事だったりと、移動手段はとても重要なポイントですよね。
そこで、今回は旅行でスムーズに移動したいって方も、長期滞在の間の交通費を抑えたいって方にも役立つ韓国の交通事情についてまとめてみようと思います。
ぜひ、最適な移動方法を見つけましょう♪

韓国の交通手段

まず、韓国内の基本的な交通手段としては地下鉄、バス、鉄道、タクシー、飛行機、船・・・などがあります。
基本的な移動手段は日本と同じですね。
今回はソウル市内の移動で役立つ、地下鉄、バス、タクシーについてそれぞれの交通手段の特徴についてみてみましょう。

韓国の地下鉄

ソウル市内の移動で観光客でも利用しやすいのが地下鉄です。
韓国の地下鉄は日本よりも料金が安く、路線ごとに色や番号で分けらていて、更に、韓国語以外でも英語で看板や案内があり、韓国語が分からなくても利用しやすいです。

路線


ソウルの地下鉄は年々、開発が進められており、現在は1~9号線の9つの地下鉄路線と、電鉄化した国鉄の5つの路線(春川、京義、盆唐、新盆唐、中央)があります。
ソウル市内から少し離れたエリアまで地下鉄で行くことができ、足を延ばした観光も地下鉄でできます。
また、1~9号線は色別に分かれており、名前も1号線、2号線のようにとてもシンプルなので分かりやすいです。
逆を言うと、日本(東京)の電車は凄くわかりにくいなぁと韓国で地下鉄を利用して気づきました。

料金

交通カード  1回用交通カード
大人(19歳以上) 1,250ウォン 1,350ウォン
青少年(13~18歳) 720ウォン 1,350ウォン
子ども(7~12歳) 450ウォン 450ウォン
※ソウルの地下鉄料金(2018年3月5日基準)
※上記金額は10km以内の基本料金
追加料金:10~50km、5kmごとに100ウォン/50km超過時、8kmごとに100ウォン
※6歳以下の小児は無料

韓国の地下鉄は日本と比べて料金が安いです。
また、日本だと違う鉄道会社への乗り換えの際には料金がかかりますが、韓国では路線を乗り換えても料金がかからないのが特徴です。

乗り方

地下鉄を利用するには交通カード(T-money、cashbee、M PASS)または1回用交通カードが必要です。
1回用交通カードは地下鉄構内に設置されている「1回用販売・交通カードチャージ機」で購入可能で、運賃以外に保証金がかかります(保証金は1回用交通カードを返却すると返金されます)。
短い旅行の際は1回用カードでもよいですが、何度も地下鉄を利用する場合やバスなどの利用を考えている方は交通カード(T-money)を購入すると簡単に乗れておすすめです。

バス

韓国交通の特徴と言えば「バス」なのではないかと思います。
日本(東京)では移動というと電車がメインでバス移動ってあまりしないかと思いますが、韓国では市内もあちらこちらにバスが走っています。

バスの種類

市内を網羅するバスは車体に掲示された番号で識別されています。
空港バス:車体番号6から始まる4桁の数字。ソウル市内と空港を結んでいます。
広域バス:車体番号9から始まる4桁の数字。車体は赤でソウル中心地と副都心を結んでいます。
幹線バス:車体番号が3桁で車体は青。ソウル市内の主要な場所を結ぶ一般的なバスです。
支線バス:車体番号は4桁で車体は緑。住宅地から幹線バスや地下鉄の駅などを結んでいます。
循環バス:車体番号は2桁で車体は黄色。都心や副都心の地域内を巡回しています。
マウルバス:車台番号2桁で車体は緑。各地域内を巡回する街のバスです。

料金

基本料金(10km以内)、単位:ウォン
バスの種類   交通カード      現金
一般    一般  青少年 子ども
幹線・支線バス    1,200   1,300   1,000  450
循環バス       1,100   1,200  800    350
広域バス       2,300   2,650  1,800  1,200
マウルバス      900    1,000  550    300
※一般は満19歳以上、青少年は満13~18歳、子どもは満6~12歳(満6歳未満の乳幼児は、乗客1人が同伴すれば3人まで無料乗車可能)
バスの料金も地下鉄と同様に安いです。
また、乗り換えなしで遠距離まで安く行けるので、バスをうまく活用することで時間も料金も有効に使えます。

乗り方

韓国のバスは日本の感覚で乗ろうとすると失敗するかもしれません。
というのも、日本のバスは停留所で待っているとバスが近くまで近づいてきてくれて、ゆっくり停車して座ったところで出発してくれますよね。
韓国のバスはというと、もちろん停留所で停車しますが、こちらが手を挙げて乗る意思を示さないと、止まらずに進んで行ってしまいます。
スマホを見てたらバス行っちゃったなんて経験がわたしにもあります。
また、停留所がバスで混み合っていると少し離れた位置で止まり、停留所にもう1度止まることなくバスは進んでしまいます。
バスが込み合っている場合は先の方まで止まっているバスの番号を確認して、乗りたいバスがあれば走ってバスまで行かなければ置いて行かれてしまいます。
このように韓国でのバスは便利な分、少しハードルが高い部分もあります。

タクシー

日本ではタクシーって初乗りだけでも結構高く、あまり利用されない方が多いかと思いますが、韓国ではタクシーも便利な交通手段の一つです。
というのも韓国のタクシーは料金が安く、学生なんかでも気軽に利用ができ、市民の身近な交通手段として普及してます。
海外でのタクシー移動は言葉の問題もあり、「目的地までちゃんと行けるか」「ぼったくられないか」など不安もあるかと思いますが、いくつかの点に注意すれば韓国でのタクシーも怖くありませんよ♪

タクシーの種類

韓国には一般タクシーと模範タクシーの2種類があります。
一般タクシーとは地域によって運行されている車体の色が違い、ソウルの場合、オレンジ色の車両が多く、首都圏を含む都心地域では銀色の車両が多く運行されています。
ソウル市内で見かける大半のタクシーはこの一般タクシーです。
一方、模範タクシーは高級感のある黒塗りの車体で、屋根の黄色い表示灯に「모범」(模範)と書かれています。
車内が広く、質の良いサービスを提供するため、一般タクシーより割高になっています。
日本語対応可能なタクシーもあります。

料金

一般タクシー
基本料金:3,000ウォン
追加料金(距離料金):100ウォン/142m
追加料金(時間料金):100ウォン/35秒

模範タクシー
基本料金:5,000ウォン
追加料金(距離料金):200ウォン/164m
追加料金(時間料金):200ウォン/39秒

タクシーの乗り方

乗り方は日本と変わりありません。
手を挙げてタクシーを捕まえます。日本ではドアが自動で開きますが韓国では自分でドアを開いて乗ります。
あとは行き先を伝え、メーターが動き、目的地に着いた時のメーターにより料金を支払います。
もちろんすべてのタクシーではありませんが、なかには外国人とわかるとぼったくりをするタクシーもあります。
タクシーに乗ったらメーターがきちんと動いているかを確認しましょう。
また、一般タクシーと比べると少し割高ではあるものの、模範タクシーに乗るというのも一つの手です。

色々チャレンジしてみましょう

ソウル市内の移動手段についてまとめてみました。
実際にわたしも韓国で生活していた時は地下鉄もバスもタクシーもたくさん利用しましたが、慣れてしまえばどれも便利ですよ。
バスやタクシーは最初は少しハードルが高いかもしれませんが、百分野一見に如かずです。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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