6月の韓国♪天気やイベントまとめ

こんにちは~!
今年は5月で真夏日が観測されるなど、すでに暑い日が多いですね。
6月と言えば日本では本格的な梅雨シーズンに入り、毎日のお天気も気になりますよね。
特にこの時期に旅行に行かれる方は普段以上に天気や服装が心配なのではないでしょうか。
今回は6月の韓国についてご紹介します。

カレンダー

6/ 6(木) 芒種(マンジョン) 二十四節気の1つ。
6/ 6(木) 顕忠節(ヒョンチュンジョル) 公休日
6/ 7(金) 端午(タノ) 陰暦の5月5日。
6/22(土) 夏至(ハジ)
6/25(火) 6.25戦争日

日本では6月は公休日がありませんが、韓国では6月6日の) 顕忠節(ヒョンチュンジョル)が公休日です。

天気・気候


5月まではに日よって、寒い日もありましたが、6月になると気温は高くなります。
基本的には半袖で大丈夫です。
ただ、雨が降ったり、室内の冷房が強いことなどもあるので薄手のカーディガンのような上着が1枚あると安心です。

韓国の梅雨

気になる梅雨については、韓国の梅雨は日本よりも少し遅いです。
日本では梅雨は6月がメインですが、韓国では7月がメインです。
6月の上旬はあまり雨の心配はなさそうです。6月下旬になると韓国でも梅雨入りが始まります。
日本では梅雨というとしとしととした雨が長時間続くイメージがあると思いますが、韓国の梅雨は日本の梅雨の雨の降り方と違いがあります。
韓国の梅雨はというと、日本でいうとゲリラ豪雨のようなバケツをひっくり返したような非常に強い雨が短時間振るイメージです。
日本の雨の降り方と対照的ですよね。
韓国の7、8月の降水量はとても多く、年間降水量の3割弱が7月に集中しているんだそうです。
振る時は一気に降るので、この時期に韓国に行かれる際は丈夫な折りたたみ傘を持っていくことをお勧めします。
強度の弱いものだと壊れてしまう可能性もあります。
ホテルで折り畳みでない傘が借りられるのであれば少し荷物にはなるものの借りていくのもおすすめです。

5月の行事・イベント

6月6日 顕忠日

毎年6月6日は顕忠節(ヒョンチュンジョル)という国のために命を捧げた護国英霊の冥福を祈り、殉国兵士たちの護国精神と魂を追慕する日とされており、公休日です。
日本植民地時代の独立運動家をはじめ、国家功労者や、朝鮮戦争で戦死した韓国軍将兵などが眠る「国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)」で、政府主催による大々的な追悼行事が執り行なわれます。
お店によってはこの日は休業することもあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。

国立ソウル顕忠院

国立ソウル顕忠院は地下鉄4・9号線銅雀(トンジャッ)駅にある国立墓地です。
約1,430,000平方メートルの広大な敷地には、日本植民地時代の独立運動家をはじめ、国家功労者や、朝鮮戦争で戦死した韓国軍将兵、予備軍、警察官、そして国葬・国民葬が執り行われた元大統領など、約168,000人が記念碑・記念塔のかたわらで眠っています。
軍隊の警備の下、年中無休で無料開放されており、いつでも参拝・見学できるようになっています。
毎年6月6日の「顕忠日(ヒョンチュンイル)」が近づくと多くの行政関係者や市民が参拝に訪れ、当日には政府によって大々的な追悼行事が執り行われます。

国立ソウル顕忠院
住所 ソウル特別市 銅雀区 銅雀洞 山44-7
(서울특별시 동작구 동작동 산44-7)
電話番号 02-815-0625、02-815-3625
営業時間 6:00~18:00

6月7日 端午(タノ)

陰暦5月5日は、旧正月(ソルラル)・秋夕(チュソッ)、寒食(ハンシッ)と並ぶ韓国四大名節のひとつ、「端午(タノ)」の日です。
陰暦のため毎年日が変わりますが、今年は6月7日です。
韓国語のもともとの言葉ではスリンナルといい、端午は一年で一番、精力旺盛な日と言われ、大切な名節の1つとされています。
韓国各地では毎年、「端午祝祭(タノチュッチェ)」または「端午祭(タノジェ)」という名でお祭りが行われます。
端午にちなんだ風習や民俗遊び、公演など様々なイベントが催されます。
端午の由来は、紀元前278年、中国の戦国時代までさかのぼります。
楚の高名な詩人であり、王の有能な側近であった屈原(くつげん)が陰謀により失脚、彼が川に身を投げた日が5月5日だったんだとか。
その後、屈原を弔う祭祀は毎年行われ、こうした習慣はやがて韓国にも伝来していき、その過程で形や意味が変化し、現在の邪鬼を退け豊作を祈願する端午になったといわれています。

端午祝祭(タノチュッチェ)

陰暦の5月5日が「端午(タノ)」の日には韓国各地で端午祝祭(タノチュッチェ)と呼ばれるお祭りが開催されます。
ソウルでは南山(ナムサン)コル韓屋(ハノッ)マウルで最も盛大に端午祝祭が開催され、とても盛り上がります。
日本で「端午」と言えば男の子の節句として知られますが、韓国の「端午祝祭」は老若男女誰もが楽しみます。

シルム(伝統相撲)

シルムは円形に敷かれた砂場で足と腰にまわした紐をつかんで相撲のような競技です。
相手の膝から上を地につけることで勝敗が決まり、日本の相撲とは少し違うのが特徴です。
昔は端午の時期に男の子同士が集まって力を競い合ったといわれており、端午祝祭ではアマチュア力士や一般参加者によるシルムが見られます。

クネティギ(ブランコ)
長い紐で吊り下げられたブランコに乗って遊ぶクネティギは、シルムと並んで端午を代表する伝統的な遊びです。
元々は女の子の遊び道具とされ、思い通りに外で遊べなかった女性たちが端午の日だけはチマチョゴリ(韓服、ハンボッ)を着て同年代の友達と遊ぶことができたといわれます。
端午祝祭では男女問わず子どもたちに大人気の遊びです。

スリチトッ(ヤマボクチの餅)
スリチトッは端午を代表する食べ物の一つでキク科の多年草、スリチ(チョウセンヤマボクチ)を餅に練りこみ、車輪型に型押しをして作ります。
端午祝祭の会場では型押し体験と試食が行なわれます。

6月22日 夏至(ハジ)

夏至(ハジ)は24節気の1つで、昼が一番長いとされる日です。
韓国ではこの時期に収穫の最盛期を迎えるカムジャ(じゃがいも)を夏至(ハジ)の日に食べる風習があります。
昔、豊作を願って夏至にじゃがいも料理を食べていた風習から広がったんだそうです。
この日、韓国に行かれる際はじゃがいも料理を食べてみるのもいいかもしれませんね。

カムジャタン

カムジャタンは骨付きの豚の背肉をはじめ、大き目のじゃがいも、各種野菜、タンミョン(韓国春雨)などを、コチュ(唐辛子)ベースのスープで煮込んだ鍋料理のひとつです。
韓国でも人気の料理です。
カムジャタンのスープはお店にもよりますが、トウガラシが効いていてなかなかの辛さです。
辛いですが、豚肉のダシも良く出てていて、病みつきな味なんです。
煮込まれた豚肉はとても柔らかく、そのままスープと食べてもいいですが、一緒に出てくるからし醤油につけて食べてもおいしいです。

カムジャタンが食べられるお店
ユジョン食堂
ソウルの東大門近くにある「ユジョン食堂」は24時間営業で利便性が高く、周辺の市場で働く地元の人々はもちろん、海外からの旅行客からも人気のある老舗です。
カムジャタン以外にもプルコギやチゲなどメニューが豊富なので、辛いものが苦手なお友達と一緒でも大丈夫ですよ。
ユジョン食堂の看板メニューはもちろんカムジャタン!
良く煮込まれた豚肉と大きめに入ったジャガイモにピリ辛なスープが良く合います。
東大門へお買い物へ行く際はぜひ寄ってみてくださいね。

ユジョン食堂(東大門)
住所 ソウル特別市 中区 新堂洞 217-111
(서울특별시 중구 신당동 217-111)
電話番号 02-2232-5727
営業時間 24時間 ※土曜19:00~日曜7:00は利用不可

まとめ

6月の韓国についてご紹介しました。
ぜひ、季節のイベントもチェックして、韓国滞在を楽しんでくださいね。

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