韓国留学するなら語学堂?語学学校?違いって何?!

こんにちは~!
K-POP人気も今やアジアを超えて世界中に広まっている今!
世界中から韓国へ韓国語を学びに来ている方が急増しているのはご存知でしょうか?
韓国語をしっかり習得したうという長期留学の方から、観光のついでに韓国語の基本だけでも学んでみようと短期で留学される方も様々です♪
そんな韓国語ですが、韓国、特にソウルには外国人が韓国語を学べる学校がたくさんあります。
どの学校を選ぶか迷ってしまいますよね?
今回は韓国で韓国語を学ぶ際にどういった学校があるのか紹介してみたいと思います。

学校の種類

一言に韓国語学校と言っても種類も様々です。
日本でも同様ですが、大学に留学生として留学するのと、学習塾に通うのでは大きな違いがありますよね?
韓国で韓国語を学べる施設としても、大学付属の語学堂と民間の語学学校(塾のイメージ)があります。
韓国語で塾のことを학원(ハグォン)と言い、漢字で書くと「学院」と書きます。
学院というとなんだか大学のようなイメージがありますが、韓国での「学院(ハグォン)」は塾のことです。
また、大学付属の語学堂ではなく、学部生として通う方法もあります。
では、大学付属の語学堂と民間の語学学校ごとに、学校の特徴をみていきましょう。

大学付属の語学堂

語学堂とは大学付属の語学学校のことで、延世大学や梨花女子大学、漢陽大学など韓国の中でも名門大学に付属しています。

期間

語学堂は大学によって違いはありますが、基本的に春・夏・秋・冬の4学期制になっています。
1学期は3か月で、総授業時間は200時間です。
しっかりと韓国語を取得したい、長期留学を考えている方におすすめです。
1学期だけの申込みの場合は、ビザなし(90日間滞在可能の観光ビザ)で授業に参加することができますが、2学期以上通う場合はビザが必要となります。

生活、授業スタイル

では、語学堂での生活、授業スタイルは実際にどんな感じなのでしょうか。
語学堂の中でも人気の高い延世(ヨンセ)大学を例に紹介してみようと思います。

延世大学

新村地区に位置する名門私立総合大学です。
韓国では「SKY」という言葉で難関大学が表されますが、「Y」が延世大学にあたり、韓国でも難関大学として目指す学生が多いです。
1885年に宣教師により設立され、1957年にセブランス医科大学と合併して、現在の大規模な医療機関を持つ総合大学となりました。
日本ではイメージとして慶応大学にたとえられます。

生徒数

毎学期約1,700人の学生が語学堂へ通っています。
講師は約140人。
2012年秋学期まで144カ国の100,044人の学生が勉強し、5,865人の学生が卒業しています。

入学資格

18歳以上、高校卒業以上の者、又はそれと同等な学力があると認められる者。

学期

年間4学期 1学期10週間

授業時間

週5日(月~金)
1日4時間(午前9:00~13:00、午後14:00~17:50)

カリキュラム

6階級クラス
1段階につき、10個の課を学習します。
1級から6級まで開設され、6段階すべて修了するのに約1年6ヶ月を要します。(1級から開始した場合)
正規課程の約90%の学生が6段階課程を受講しています。

8階級クラス

1段階につき、8個の課を学習します。8段階すべて修了するのに約2年要します。(1級から開始した場合)
韓国語の文法と構造に不慣れな西洋圏の学生に合わせ、スピーキング・活動といった意思疎通中心の授業で、比較的負担が少ないです。

学費

1学期授業料 1,730,000ウォン
入学金:80,000ウォン、教材費:89,000ウォン~143,000ウォン

クラス構成

正規課程に申し込みをしたすべての学生は、クラス編成試験(会話、聞き取り、読解、作文)を通して、それぞれの韓国語能力に合ったクラスに編成されます。 一つのクラスの学生数は13人ほどで、クラス編成テストの結果、国籍、性別等を考慮して編成されます。
1つのレベルの登録者が5人未満の場合は開設されません。

特徴

以上が延世大学の語学堂の特徴です。
1クラス13人ほどで、1級~6級までの階級別で学べます。
8級のクラスもありますが、日本人は6級のクラスを受講する方が大半です。
授業は1日4時間ですが、課題も多く、必然的に授業以外でも自主学習をすることになるため、韓国語を学ぶ時間は1日ではさらに長くなると言えます。
また単位制度のため、出席日数や末期の試験により次の階級に進めるかどうかが決まります。
やはり勉強するからにはしっかりと韓国語を勉強したいという方におすすめできます。

民間の語学学校


韓国には大学付属の語学堂のみならず、民間の語学学校も多くあります。
今回は新村にある「ベストフレンド」という語学スクールを例に語学学校の特徴についてみてみようと思います。

ベストフレンド韓国語学校

「ベストフレンド韓国語学校」はノ・ジョンミン代表が知り合いの日本人の韓国留学を手伝ったことをきっかけに設立した学校です。
アットホームな雰囲気なのが特徴で、交流会、グローバルパーティーなども行っており、世界中から韓国語を学びに来る学生を抱えています。
もともと日本人の韓国留学向けに作られたため、清潔感もあり、日本の学生からも人気な学校の一つです。

カリキュラム

1ヶ月正規クラス
月、火、木、金の週4日
10:00~13:00または14:00~17:00
総時間 48時間

その他のクラス

時間が不規則な会社員または学生の方々のための授業として夜間韓国語クラスや、週末韓国語クラスもあります。
夜間クラスでは月, 水, 金の週3日、19:00~21:00、週末クラスでは土曜の10:00~13:00の間で開講されています。

授業料

正規クラスで1ヶ月45,000円
夜間クラスで1ヶ月36,000円
週末クラスで1ヶ月36,000円
また、時期によりキャンペーンなどもあり、通常価格よりも安く受講できることもあります。

特徴

語学学校の最大の特徴は選びやすい授業体系です。
学校によっては1週間ごとにカリキュラムが組まれていたりと、気軽に参加しやすく、思い立ったときに即行動に移せます。
また、夜間クラスや週末クラス、マンツーマンクラスなどもあり、時間を合わせやすいのも特徴です。
授業時間も短く、課題なども語学堂と比べて厳しくないので、授業以外の時間は観光したり、語学学校の友達と遊びに行ったりと韓国語を学ぶことをメインにしなくても大丈夫です。
また、アクティビティなど韓国文化体験などもカリキュラムに入っていることが多く。韓国語を楽しんで勉強したいという方にお勧めです。

目的に合った学校選びを

せっかく韓国で韓国語を学べる機会です!
お金を払って授業を受けるんですし、充実して韓国語を学びたいですよね。
学校選びに失敗してせっかくに韓国留学が苦い思い出になってしまった・・・なんてことは絶対に避けたいですよね。
そして、学校も多種多様です。合う合わないも人それぞれです。
韓国語の学校の情報はネット検索でもたくさん出てきますが、単に情報を見ても何が何だかわからないのではないかと思います。
そんな時は自分はどんな目的をもっているのか、どんな授業スタイルがあっているのか、学校選びの際にはぜひ、自分はどんな学び方が良いのか一度考えてから、学校の情報を調べてみると、どの学校が良いか分かりやすいのではないかと思います。
きっと自分にとって魅力的な学校が見つかりますよ。
ぜひ、学校選びで失敗せずに実りのある韓国留学にしましょうね♪

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