【韓国留学】経験者が語る韓国での住まい探し!

こんにちは~!
韓国で留学をしてみようと思っている方にとって、まず大事なことは「学校探し」と「お部屋探し」なのではないでしょうか?
留学中に「どこに住むのか」ってとても重要なポイントですよね!
では、「韓国での住まい」って何かイメージできますか?
わたし自身、韓国留学の経験がありますが、日本の感覚だけではびっくりすることも多かったですよ~!
今回はそんな韓国での住まい探しについて、まとめてみようと思います。

韓国での住まいの種類

まず、留学生が一般的に借りる住まいの種類としては、下宿(ハスク)、コシウォン、シェアハウス、ワンルーム・・・この辺りがあります。
どのタイプの部屋にするかによって生活環境が本当にガラッと変わりますよ。
では、タイプごとに詳しく見てみます。

下宿(ハスク)

韓国に留学する学生の大半が利用するとされているのがハスクです。
漢字で書くと日本の下宿(げしゅく)ですが、韓国では「ハスク」と読みます。
下宿というイメージから、なんとなく学生の住まいのような感じがしますよね?
韓国のハスクはというと、アジュンマ(おばちゃん)と呼ばれる韓国のおばちゃんがほぼ住み込みのように常駐しながら管理する建物で、地方からやってきた大学生や外国人留学生が共同生活するスタイルの住まいです。
基本的にバス・トイレが共同で、部屋は個々にあり、食事が朝と夕の2食が提供されアジュンマの作る栄養のある韓国の家庭が味わえます。
留学生だけではなく、現地の韓国人学生も多く利用しているので、ハウスメイトとして友達になれることもあり、韓国人の友人ができたりもします。
部屋は、5~6畳ほど、家賃が4~6万ウォン(水道・光熱費込)が一般的なハスクです。

メリット

メリットとしてはやはり、アジュンマの作るご飯が毎日提供してもらえることです。
旅行ではなく長期滞在となると外食ばかりはしていられませんが、料理が苦手な方などはアジュンマのご飯が食べられると助かるかと思います。
また、家賃も比較的安く、食費も浮くので留学費用を抑えられるところもメリットです。
ハウスメイトもいるので、ハスクの中でも交流ができる点もハスクの良いところです。

デメリット

共同でトイレ・シャワーを使うので、衛生面気になったり、プライバシーという面では少し心配な部分もあるかもしれません。
また、アジュンマのご飯が食べられるところはメリットではありますが、万が一、辛すぎるなど口に合わない場合は厳しいかもしれません。

コシウォン、コシテル


コシウォンはもともとは国家試験のために勉強に集中できるお部屋として作られたそうで、漢字で書くと考試院という字です。
そのため、基本的には部屋には最低限のベット・机・テレビなどの設備があるのみで、非常に狭いのが特徴です。
また、コシウォンとは別にコシテルもありますが、これはコシウォン+ホテルという意味でコシテルと名前がついています。
コシウォンではシャワーやトイレは共同で使用しますが、コシテルは各部屋にシャワー・トイレがあるのが特徴です。
コシウォンもコシテルもキッチンと洗濯機は共同利用となり、キッチンには常時、白米とキムチと卵とラーメンが備え付けであり、冷蔵庫も使えるので、キッチンで料理する事も可能です。
コシウォンやコシテルの部屋の広さは3~4畳で、月3万~6万ウォン(水道・光熱費・wifi込)が一般的です。

メリット

安いのが一番のメリットです。
お部屋には寝に帰るだけで、日中は外出メインで勉強やお友達と遊びたいという方には家の費用を抑えられておすすめです。
また、日本にはなかなかない部屋の作りなので、韓国で1度こういったコシウォン体験をしてみるのも面白い経験になるのではないかと思います。

デメリット

やはり狭さです・・・。
コシウォンを実際に目にしたことがある方は分かると思いますが、想像以上に狭いです。
窓がない部屋も多いので、息苦しく感じることもあるかもしれません。

ルームシェア


日本でも人気が高まっているルームシェアですが、韓国でも最近はシェアハウスの建物が増えてきていて、留学生の間でも利用される方が増えています。
ハスクに比べると広々とした印象で、共同スペースも広く、シャワー・トイレも物件によっては複数個あるところが多いので快適に過ごせます。
キッチンも自由に使え、自分で好きな時に自炊が可能です。
物件の探し方は家を契約している方が空いている部屋があれば募集がかるので気になるシェアハウスがあれば、チェックしておき、募集状況をこまめに見てみると良いかと思います。
韓国人の入居者も多いので、韓国語で会話ができる機会も増えそうです。
シェアハウスの家賃は1ヶ月5万ウォン~10万ウォンほどで部屋の沖沙耶シェアメイトの人数などにより大きく変わります。
最低入居期間は3ヶ月や半年以上のところも多く、保証金は家賃の1ヶ月分が一般的で、長期滞在向きの住まいです。

メリット

自分のプライベート空間は守られつつ、シェアメイトと交流する機会もあり、留学生活にはおすすめです。
ただし、その時のシェアメイトのメンバーにより、シェアハウスの雰囲気はまちまちなので運によるところも強いかと思います。

デメリット

共同生活が苦手な方には向かないです。
また、管理者は一緒に住んでいないので、シェアメイトが夜遅くまで騒いだりとトラブルになることもあります。

ワンルーム

日本人が一番イメージしやすいのがワンルームではないかと思います。
テレビ、エアコン、ベッド、キッチンと冷蔵庫などの生活に必要な家具家電が初めからが揃っています。
部屋も広く、プライバシーも守られるので日本人としては一番魅力を感じる住まいなのではないでしょうか。
しかし、韓国でワンルームを借りる場合、契約方法が日本とは少し違います。
契約方法は大きく分けてチョンセとウォルセという2種類があります。
チョンセは日本には馴染みがない方法ですが、大きな金額の保証金を最初に支払い、月の家賃はかからない方法です。
ウォルセ保証金を払い、毎月の家賃も支払う方法です。
この保証金がいずれの方法にしても高いのがワンルームの特徴と言えます。
基本的には保証金がウォウセの場合でも最低300万ウオン(30万円くらい)必要になり、チョンセの場合は億単位(日本円で1千万単位)でかかります。
長期留学で快適に留学生活をおくりたい方にお勧めです。

メリット

やはり日本のワンルームと同じように、プライバシーが守られ、完全に個人の生活が満喫できる点です。
また、テレビやベッドや洗濯機や冷蔵庫など、必要な家具や電化製品があらかじめ用意されており、すぐに生活が始められます。

デメリット

やはり金銭面での負担が大きい点です。
月々の家賃もハスクやコシウォンよりも高いことに加え、返ってくるとはいえ高額な保証金が必要となります。
初期費用が掛かるという点がデメリットです。
中には海外で高額な保証金を支払うことを躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

住めば都!?

韓国の留学生向けの住まいについて紹介しました。
大きく分けて4つの住まいを紹介しましたが、この中でももちろん部屋によってまちまちです。
そして、住んでみないとわからないってことも多いと思います。
事前に「住まいにかける費用は抑えたい」「少し値段がはっても、快適に過ごせそうな家がいい」などご自身のある程度の大まかな希望はちゃんと持ちながら、あとは運に頼るってところも大きいかもしれないですね。
韓国留学中に韓国文化を体験することのひとつという視点で部屋探しをしてみると面白いかもしれませんよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です