仁川は空港だけじゃない!?チャイナタウンから未来都市まで仁川の観光スポット

こんにちは~!
「仁川」というと空港のイメージが強いかと思いますが、仁川は空港だけでなく、実は見所がたくさんある街なんですよ。
伝統の残る街や開拓された新都市、いろんな魅力がいっぱいの仁川は空港を利用するだけでは勿体ないほど!
今回は仁川の魅力をご紹介します。

仁川ってどんなところ?

仁川(インチョン)はソウル西部に位置する港湾都市で、仁川国際空港があり、韓国の空の玄関口として知られています。
釜山に次ぐ韓国第2の貿易港を持つ都市でもあり、国際物流の中心地としても注目されています。
市内中心部チャイナタウンや旧日本人街、月尾島(ウォルミド)などの観光名所があり、また、郊外には跡が点在する江華島(カンファド)、韓国のドバイともいわれる新都市の松島(ソンド)国際都市などがあり、伝統と新しさが混在する街です。
ソウルからも近くアクセスも良いので観光スポットとして外国人観光客にも人気dが出ています。

仁川チャイナタウン


仁川チャイナタウンは地下鉄1号線・水仁線の通る仁川駅前から自由公園までのエリアに広がるチャイナタウンです。
1883年、仁川港が開港してから中国(清)の貿易商が居住し始め出来た街で一時は1万人以上の華僑でにぎわっていましたが、太平洋戦争で日本と中国が戦ったり、朝鮮戦争で中国が参戦したりしたあおりなどでチャイナタウンも衰退してしまいます。
その後、1992年に韓中が国交回復すると親中ムードも起き、再開発が行われ、今ではとても賑わいが戻りました。
仁川チャイナタウンは韓国式中華の「ジャージャー麺(チャジャンミョン)」の発祥地としても有名で、ジャージャー麺の食べられる中華料理屋が多くあります。
また、中国雑貨などのお店がずらりと並んでおり、異国情緒のあふれるスポットとして人気を集めています。

チャジャンミョン通り

中華街に入ると中華料理店などが約200メートルにわたって軒を連ねる通称「チャジャンミョン通り」があります。
ジャジャンミョン店を始め中華料理店や、中国雑貨を扱うお店、中国菓子を売るお店などが連なり、とても賑やかなエリアです。
「チャジャンミョン博物館」もあり、博物館ではチャジャンミョンの歴史や韓国と中国の歴史背景などジャジャンンミョンにスポットを当てながら文化を学べる施設となっています。

仁川自由公園

仁川自由公園はチャイナタウンに隣接する韓国初の西洋式近代公園です。
当初は万国公園と呼ばれましたが、日本統治時代は西公園となり、1957年に「自由公園」と変名されました。
韓米修交100周年記念塔は1982年に韓米修好通商条約締結100周年で建てられたもので、8本の三角すいを集めたモダンな形が特徴的です。
それぞれの三角すいは人間や自然、平和、自由を象徴しており、全体で帆の形を構成し、韓国と米国の永遠な友愛を表しているんだとか。
園内には仁川港や市街地が一望できる石汀楼、市民の休憩所である然吾亭、マッカーサーの銅像、仁川学徒義勇隊護国記念塔、韓米修好100周年記念塔などがあり、市民の憩いの場として親しまれています。

仁川旧日本人街

仁川旧日本人街はチャイナタウンの東隣にある日本統治時代の面影が残るエリアです。
日朝友好条規(江華条約)を契機に、1883年に日本人が居住するために設けられた租界から発展し、日本からの移住者で人口が増えて、近代的な街が築かれました。
日本植民地時代の終わりとともに日本人が引き揚げ、街は衰退しましたが、歴史的な建造物は残りました。
現在では一帯は日本の伝統的建造物群の保存地域とされており、あちらこちらに木造家屋や石造りの建物が点在しています。
チャイナタウンの活性化と共に、旧日本人街も注目を浴び、外国人からも人気の観光スポットとなっています。

月尾島

月尾島(ウォルミド)は島の形が半月の尾のように長く曲名前が付けられました。
以前は離島だった月尾島は1920年代初めに島と陸の間が埋め立てられて現在のような陸続きの島になり、バスで行き来できるようになりました。
1918年、当時の仁川府(現在の仁川市)により観光地として指定され、海水浴場や娯楽施設、植物園、竜宮閣などが造られ、人気のレジャースポットとして定着してきました。
海岸沿いの「文化通り」は、きれいに舗装され散策コースとなっており、周辺にはおしゃれなカフェや飲食店があり、家族連れやカップルでにぎわいます。
また、遊園地や遊覧船もあり、レジャースポットとして1日遊べますよ。

松月洞童話マウル

松月洞童話マウルはチャイナタウンのすぐ隣にある、街全体が童話の世界になっているような可愛いエリアです。
松月洞童話マウル内の建物にはどの建物も壁一面に童話が描かれており、また可愛らしいペイントや飾りがあり、SNS映え間違いなし!
以前は一般の住宅街でしたが、現在ではお店や体験ができる工房などになっています。
1歩入ると童話の世界が広がります。
小さいお子さん連れの方もSNS映えの写真を撮りたい若い女性などにもとても人気のスポットです。

仁川松島セントラルパーク


先端研究機関や国連機関の事務局などを招致し、国際的プロジェクトが進められる松島(ソンド)国際都市は高層ビルが立ち並び開発が進んでいる仁川の未来都市です。
「セントラルパーク」はそんな未来都市の中核にある都会のオアシスのような存在の公園です。
敷地面積なんと40ヘクタール(東京ドームが約9個分)を超えるんだとか!
事業費約1,900億ウォンで造成された「セントラルパーク」は、最新工法により雨水を効率的に再利用しヒートアイランド現象を防ぎます。
公園内はテーマ別に、地形変化が楽しめる「散策ゾーン」、葦畑や芝生が広がる「草地ゾーン」、カフェやボートハウスのある「テラスゾーン」、美術品や彫刻品の鑑賞を楽しめる「彫刻ゾーン」など、多彩なくつろぎ空間が広がっています。

江華島

江華島はユネスコ世界文化遺産に指定されている江華支石墓(コインドル)をはじめ、歴史的な史跡が数多く残っているエリアです。
昔から通商・国防上の要地であり、島を囲うように至る所に城郭門や砲撃台が残っているほか、高麗時代には都が置かれたこともあるため宮殿址や山城が残り、歴史や史跡ファンにとっても人気があります。

コインドル

コインドルは世界各地で確認される古代の石墓の一種です。
全世界で確認されている支石墓約6万基のうち、約2万5千基が韓国にあり、韓国は世界有数の支石墓遺跡群地として有名なんです。
史跡第137号に指定された高さ2.6メートル、長さ7.1メートル、幅5.5メートル、重さ80トンの支石墓は圧巻です。
重さは80トンに上る石を載せるには500人の成人男性が必要だったと言われており、この墓の持ち主は2500~3000人の集落の長であったと考えられているんだとか。
周辺はコインドル公園として整備されています。

伝燈寺

伝燈寺(チョンドゥンサ)は韓国仏教の最大宗派である曹渓宗の山寺です。高句麗の阿道和尚が381年に建てた伝承がある韓国最古級の名刹です。
1282年に高麗の忠烈王の王妃が仏殿に玉灯を献納して今の名前になったと伝わります。
大雄殿は、本殿にあたる建物で、国の宝物の第178号に指定されており、朝鮮中期の建築物としては最高とされ、内部の仏壇の上に飾られた天蓋の美しさは建築工芸の極みと言われています。

まとめ
仁川の魅力をご紹介しました。
仁川は空港だけでなく様々な見どころのある街なんですね。
色々な顔を持つ仁川、ぜひ散策してみてくださいね。

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