ソウルの日本人街!?【二村洞】ってどんなところ!?

こんにちは~!
留学中の方や韓国で仕事をされている方は日本が恋しくなることはありませんか?
慣れない海外生活や分からない言葉にストレスが溜まったときは「二村洞」に行ってみるとリフレッシュできるかもしれませんよ♪
二村洞はソウル市龍山区にあるエリアですが、日本人街として有名なんですよ。
韓国にいながら日本の気分を味わえるかも!?
今回は二村洞についてご紹介します。

二村洞ってどんなところ?


二村洞(イチョンドン)は地下鉄4号線、京義(キョンイ)・中央線二村(イチョン)駅周辺の街です。
高層アパートが何棟も立ち並ぶ住宅街ですが、「日本人街」と呼ばれるほど日本人が多く暮らしている街として有名なんですよ。
1970年代から日本人外交官や駐在員たちが住み始め、日本人が増えると共に日本語の通じるお店や病院、銀行なども増えていく日本人街が形成されていきました。
現在では約5,000人もの日本人がこのエリアに住んでいると言われています。
大通り沿いには漢江ショッピングセンター、漢江マンション商街、三益(サミッ)商街などをはじめとした、たくさんの商店ビルが立ち並んでおり、日本語で表記された看板が目立ちます。
また、日本料理のお店も多く、日本の商店街に来たかのような雰囲気が味わえますよ。

二村グローバルビレッジセンター

グローバルビレッジセンターは総合行政やビジネス支援、教育・文化、生活支援、医療機関案内、外国人勤労者支援、オンライン就職サポート(一部言語のみ)などソウル市が運営する外国人のためのコミュニティーセンターです。
ソウル市は外国人が多く住む地域を「グローバル化村」として指定し、サポートセンターを置いて外国人の為のコミュニティーセンターを運営しており、より特化したサポートを目指す為、梨泰院は英語、二村洞は日本語、ソレマウルはフランス語、永登浦は中国語など、その地域ごとにグローバル言語を設定し特色あるサポートを受けられます。
二村洞は日本人街として定着しているので、日本語でのサポートが受けられます。
韓国語講座や韓国文化体験、生活相談などが受けられます。
日本人の知り合い作りにもよさそうですね。

二村グローバルビレッジセンター
住所:ソウル市竜山区二村1洞300−27 漢江ショッピングセンター304号
(서울시 용산구 이촌1동 300-27 한강쇼핑센터 304호)
電話番号:02-796-2018
営業時間:平日(月ー金)9:00〜18:00

国立中央博物館

「国立中央博物館」は二村駅近くに位置する韓国の代表的な博物館です。
敷地面積は93,000坪、延べ面積41,000坪で世界でも6番目に大きな博物館なんです。
「国立中央博物館」は壮大な建物の中央に大きい広場があり、広場を中心に東側には「常設展示館」が、西側には「企画展示室」、「図書館」、「子ども博物館」、教育施設および、公演場「龍(ヨン)」があります。
「常設展示館」はチケット不要で、無料入場できるところがうれしいポイント。
「企画展示室」の有料チケットと、「子ども博物館」の無料チケットは、西館「企画展示室」前のチケットブースで手に入れることができます。
二村という場所柄か!?日本人スタッフも駐在しており、日本語解説員による説明付きで「常設展示館」を観覧できるプログラムも無料で参加ができます。

常設展示館(東館1~3階)

歴史の道
吹き抜けの天井やガラス壁から、差し込む自然光に照らされた空間です。
展示室に挟まれたこの中央の空間は「歴史の道」と呼ばれ、現在大きな石塔が3点展示されています。
吹き抜けの開放感に圧倒されますよ。

1階:先史・古代館
旧石器時代から先史・古代の遺物が展示され、約1万にも及ぶ遺物が公開されています。
写真を撮ることも可能です。

1階:中世・近世館
韓国の代表的な文化遺産であるハングルと金属活字をはじめ、金石文、文書、地図など約900点が展示されています。
「北漢山 新羅真興王碑」は新羅の領土を広げた真興王(ジンフンワン)によって作られた、金石文の代表的遺物です。
また、李朝期最高の地図である「大東輿地図」の一部を見ることができます。
韓国の時代像と文化像を一度に見られる空間が広がります。

2階:書画館
書芸、絵画、仏教絵画、木漆工芸の4つの展示室に約800点が展示されています。
2011年に絵画室に新設された「風俗画室」には、朝鮮後期の庶民たちの素朴な生活がうかがえる韓国を代表する風俗画20点あまりが展示されています。
仏様の絵が連続する「仏教絵画室」では9メートルを越える「野外儀式用仏画」がとても迫力があります。

3階:彫刻・工芸館
世界最高傑作のひとつにあげられる国宝「半跏思惟像」があります。
迫力ある仏教彫刻をはじめ、見ごたえのある名品がたくさんあり、5つの展示室に630点が展示されています。
仏像や韓国の陶器文化の真髄を鑑賞できます。

3階:アジア館
アジア館ではアジア文化の共通性と多様性、アジア各国の文化の特徴などを把握することができます。特に中央アジアの融合により形成されたシルクロード文化を鑑賞できます。5つの展示室に970点あまりの作品が展示されています。

子ども博物館(西館1階)
340坪ある空間に広がるオリニ博物館は、6~12歳の子どもを対象にした体験式博物館です。
子どもたちが目で見て、手で触って、心で感じることができるようにさまざまな工夫がなされており、とても人気を集めています。

国立中央博物館

住所 ソウル特別市 龍山区 龍山洞6街 168-6
(서울특별시 용산구 용산동6가 168-6)
電話番号 02-2077-9045(日本語案内電話)
営業時間 月・火・木・金曜10:00~18:00(最終受付17:30)、水・土曜10:00~21:00(最終受付20:30)、日・祝日10:00~19:00(最終受付18:30)

二村漢江公園

二村漢江公園は二村洞に位置する市民の憩いの場所ともいえる公園です。
散歩やジョギングを楽しむ人多く見られます。
景色も良く、橋梁・銅雀大橋(トンジャッテギョ)や漢江大橋(ハンガンテギョ)と奥に汝矣島(ヨイド)の63ビルディングも見えます。
汝矣島で開催される花火大会の様子など二村漢江公園からでも良く見え、穴場のスポットなんだとか。
公園内には麦がたくさん植えられ春には青色、夏には黄金色に染まります。

二村漢江公園
住所 ソウル特別市 龍山区 二村洞 302-17, 一帯
(서울특별시 용산구 이촌동 302-17, 일대)
電話番号 02-3780-0551(二村案内センター)

二村総合市場

二村総合市場は二村洞にある昔ながらの雰囲気が残る在来市場です。
市場は小さいながら野菜や果物、魚・肉などの生鮮食品から日用品まで販売する店舗が入っており、路地内には日本料理店や居酒屋なども数多く入っています。
二村洞で暮らす日本人も親しみのある庶民的な市場です。

二村総合市場
住所 ソウル特別市 龍山区 二村洞 301-35
(서울특별시 용산구 이촌동 301-35)
電話番号 02-2755-7171(二村1洞役場)
営業時間 9:00~18:00 ※店舗により異なる

まとめ


ソウルの日本人街、二村洞についてご紹介しました。
二村洞には日本食のお店や日本語の通じる病院なども集まっているので、日本が恋しくなったり、何か困ったことがある時も二村洞へ足を運んでみると良いかもしれませんね。

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