韓国のコンビニ事情!日本との違いって?

こんにちは~!
旅行の際に便利なお店と言えば「コンビニ」ですよね!
韓国旅行の際にもコンビニを利用される方、とても多いのではないかと思います。
外国のコンビニは商品を見ていても楽しいですよね。
ですが、国が違うとコンビニの雰囲気も違います。日本のコンビニをイメージして行くとびっくりすることもあるかも!?
今回は韓国のコンビニ事情についてご紹介します。

韓国のコンビニの基本情報

韓国語でコンビニは편의점(ピョニジョム)と言います。
漢字で書くと「便宜店」、文字通りコンビニエンスストアという意味になりますね。
日本語のコンビニやコンビニエンスストアという言葉は韓国では通じないので発音が少し難しいですが「ピョニジョム」と言ってみてくださいね。
韓国でも街のあちらこちらにコンビニはあります。
韓国独自のコンビニ「GS25」や「CU」、日本の「セブンイレブン」や「ミニストップ」なんかも見かけます。
コンビニは日本と比べると店舗の大きさが小さくこじんまりした印象がありますが、その分店舗数が本当に多い!
2017年、人口当たりのコンビニ店舗数は日本の1.5倍にまで増加したんだとか!
売られているものは日本のコンビニとほとんど同じで、お弁当、おにぎり、サンドイッチ、パンなどの軽食から、飲み物、お菓子、インスタントラーメン、缶詰、レトルトなどのインスタント食品、また日用品や文房具など様々です。

進化するコンビニ


一昔前までは韓国のコンビニというと飲み物やお菓子を買う程度でお弁当などを買うイメージがなかったのですが、最近ではコンビニ弁当の種類が増加しており、コンビニ各社が競ってどんどんとコンビニ弁当のクオリティが上がってきています。
お弁当だけでなく、おにぎりやパンなどもどんどん改良が進められており、コンビニでご飯を買う人も増えているようです。
韓国は屋台などが豊富だったので今までコンビニでご飯を買う人はあまりいなかったようですが、コンビニのクオリティが上がるにつれてコンビニ商品が見直されているようですね。

店の前に椅子やテーブルが置いてある!

日本との違いで面白いのがお店の外にイスやテーブルがあるところではないでしょうか。
韓国ドラマでもよく見かけますが、韓国のコンビニには簡易テーブルとパイプ椅子が置かれていることが多いです。
日や雨をよけられるパラソルが付いていたり、カフェのようなテラスにテーブルセットが並んでいたりするお店もあります。
そして、実際にこのテーブルとイスを利用している人も多いんですよね。
特に地元の方たちでは交流の場のようになっているようで、子供たちからおじさん、おばさんまでワイワイと食べたり飲んだりしています。
法律ではお酒を飲むのは禁止されてるようですが、夜にはおつまみとともに焼酎なんかを飲んでいる姿も。

店内には立ち食いスペースが!

お店の前だけではなく、お店の中に専用のイートインスペースがあるのも韓国コンビニの大きな特徴です。
日本でも大きいコンビニでは店内にイスとテーブルがあり、購入したものを飲食できるお店もありますが、韓国のお店ではイスがなくただカウンターになっているところが多いです。
カウンターには電子レンジとお湯、ティッシュなどが置かれており、カップラーメンなど立ち食いしている方を見かけます。
日本のコンビニにはないですが、忙しいときなどは助かりそうですね。

ミニサイズのキムチが売られている!

韓国のコンビニでカップラーメンを食べている人を見ると良く一緒にミニサイズのキムチを食べているんです!
必ずどこのお店でもキムチなどのおかずが出てくる韓国。
ラーメンやキンパプなどだけでは物足りないのかもしれませんね。
韓国のコンビニではお弁当コーナーのあたりに小分けパックの各種キムチの他にもミニサイズの韓国のりや調味料があり、イートインしていく方もちょっとしたおかずを楽しむことができます。
また、燻製たまご、練り物バー、レトルトの豚足、スンデ、トッポッキなどもあります。
その場で食べなくてもミニサイズのキムチやトッポギなどは日本へのお土産として買っていくのも良さそうですね。

1+1、2+1?おまけや割引がいっぱい!

韓国のコンビニで値札を見ると、よく「2+1」や「1+1」の文字があります。
これは二つ買ったら1個おまけ、または1つ買ったらもう1つおまけという意味で、トゥープラスワン、ワンプラスワンといいます。
コンビニだけではなく、マートなどでもよくこのようなおまけ販売がされています。
また、おにぎりやお弁当などは、ドリンクやインスタントのスープなどが付くおまけイベントもよくやっています。
また、おまけではなく、500ウォンの割引などのパターンも!
1つ買ったら1つおまけというシステムは日本にはなく不思議な感じがしますが、うまく利用すればとってもお得ですよ♪

薬の販売もしている!

日本ではコンビニに薬は販売されていませんが、韓国では2012年の11月から、24時間営業のコンビニで薬の販売ができるようになりました。
風邪薬、消化剤、鎮痛剤などの家庭常備薬が対象で、すべて1回の購入につき1日分のみを買うことができます。
夜間や休日で薬局が閉まっている時でも薬が買えて便利です!
韓国の風邪薬は日本の市販の風邪薬と違い成分が強いと言われています。
お土産として買っていく方も多いみたいですよ。

マルチコピー機はない!

日本のコンビニには必ずあるマルチコピー機があり、利用される方も多いかと思いますが、韓国のコンビニにはコピー機がにはありません。
韓国では一般的に印刷やコピーをできるところが少なく、事務代行サービスの「kinko’s」や大学が多くある地域によくある「複写室(ポクサシル)」、または文房具屋さんにコピー機があることもあります。

トイレが借りられない!

日本ではコンビニに行く目的の一つがトイレいうこともありますよね。
韓国のコンビニにはトイレが借りられません。
というのも、そもそもコンビニの中にトイレ自体がないことも多く、従業員も同じ雑居ビルのトイレやほかの場所にあるトイレを利用していることがほとんどなんです。
トイレを利用したい場合はホテルや百貨店、ファッションビル、地下鉄などのトイレへ行きましょう。

接客に難あり!?


難ではないのですが、日本の接客をイメージして韓国のコンビニに行くとショックを受けるかもしれません。
まず、日本では必ず入店時に「いらっしゃいませ」とあいさつがありますが、挨拶がない場合も多いです。
また店員さんは勤務時間中にレジに座ってスマホや本を読んだりしていることも多いです。
場合によってはお客さんから見える場所でご飯を食べていることも・・・!
袋もお願いしないと入れてくれず、割りばし、スプーン、ストローなども完全にセルフサービスです。
日本の至れり尽くせりの接客に慣れているとキョトンとしてしまうかも。
文化の違いとして受け入れましょう。

まとめ

韓国のコンビニ事情についてご紹介しました。
売られている商品はほとんど同じですが、サービスなど所々に違いがあります。
わたしも最初は店員さんの接客態度にびっくりした思い出も・・・!
違いに注目してみても面白そうですね。

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