ソウルから行ける人気スポット【京畿道】ってどんなところ?

こんにちは~!
韓国と言えば首都ソウルが観光の定番ですが、ソウルに飽きてしまったなんて方もいるのでは!?
そんなソウルへ何回も旅行に来られている方や留学などで滞在中の方が注目しているエリアと言えば「京畿道」です♪
京畿道はソウルに隣接していますが、とても広く京畿道の中でもエリアによって雰囲気がガラッと変わります。
ソウルに隣接しているのでソウルからのプチ旅行にもおすすめですよ。
今回は京畿道の魅力をご紹介します。

京畿道ってどんなところ?
京畿道は韓国の北西部にあり、ソウルをぐるっと取り囲むように広がっている地域です。
ソウルが中央で、ドーナツ型に広がっていると考えるとイメージしやすいかと思います。
朝鮮時代から都の周辺地域として栄えており、現在でもソウルを囲んでいるのでソウルのベットタウンや新都市開発が進む地区が多く、それぞれの街が都会として賑わっています。
また、ユネスコ世界文化遺産である「水原華城」など歴史的建造物も数多くあります。
京畿道と一言で言ってもとても広く、エリアにより様々な特色があります。
外国人観光客からも人気の観光地も多いので、ソウルを拠点に足を運んで見ると面白そうですね。

水原(スウォン)


水原はソウル駅からKTXで南へ30分ほどで行ける世界遺産のある街として人気の観光地です。
市の中心部には韓国の史跡第3号で1997年に世界文化遺産に指定された水原華城(スウォンファソン)や2002年のワールドカップに合わせて建設された水原ワールドカップ競技場あります。
水原華城は朝鮮王朝後期の1794年、第22代王・正祖(チョンジョ)が父を悼み、2年8カ月かけて造られた城郭で、朝鮮古来の築城法に加え、石とレンガの併用といった西洋の近代的な建築技法を清から導入し、優れた機能性と建築美を兼ね備えています。
建築史的にも高い価値を有する城郭としてユネスコ世界文化遺産に登録された世界遺産です。
また、お隣の龍仁市にある韓国民俗村は水原華城からも近く人気があります。
食べ物は水原カルビが有名です。
ソウルからもとてもアクセスが良く、壮大な世界遺産が楽しめる郊外として外国人観光客からも人気の高いエリアです。

DMZ・板門店(パンムンジョン)

ソウルの北西部にあるDMZ、板門店は韓国と北朝鮮の間の軍事境界線にあります。
DMZとはDeMilitarized Zoneのことで非武装地帯を意味します。
1950年に勃発した朝鮮戦争は1953年に休戦協定を結んで以来60年以上がたちましたが、今なお休戦状態でもともと一つの国だったので韓国と北朝鮮の間には国境はありません。
両国を分け隔てているのが、停戦協定により設けられた北緯38度線付近にある軍事境界線なんです。
軍事境界線は総延長240kmに及び、東の日本海(東海)から西の黄海(西海)まで朝鮮半島を南北に分断されており、軍事境界線を中心に幅2kmの地帯がDMZ(非武装地帯)となっています。
武力衝突を防ぐためDMZ内では武装はもちろん軍隊の駐屯や武器の配置、軍事施設の設置が禁止されており、一般人は入ることが出来ません。
人が入れないということもあり自然がそのまま残され、渡り鳥や野鳥の楽園ともいわれています。
板門店は、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の間に位置する停戦のための軍事境界線上にある村の名前です。
韓国軍やアメリカ軍を中心とする国連軍と北朝鮮軍が共同で警備を行なう800m四方の「共同警備区域(JSA)」でありますが、政府認定のツアーでのみ一般人でも訪れることが可能なんです。
幅20cmほどの軍事境界線を境に、両軍の警備兵が対峙する光景を目にすることができ、国内外からツアー客が多く訪れます。

一山(イルサン)

ソウル北西部にある一山はソウルとパジュの間にあるベッドタウンとしても人気の新都市です。
MBCドリームセンターとSBS一山製作センターなどテレビ局もあり、ドラマやバラエティなどのロケ地としても数多く使われており、芸能人も多数暮らしているエリアです。
一山湖公園を中心にショッピングセンター「ラフェスタ」と「ウエスタンドーム」など繁華街や、大型ショッピングモールがたくさんできており、話題を呼んでいます。
一山湖公園(イルサンホスコンウォン)は1995年に開園した総敷地面積約100万平方メートルと韓国でも最大級の公園です。
中心には30万平方メートルの人工の淡水湖が広がり、市民の憩いの場となっています。
とても広い公園は湖の囲むようにバラ園、伝統庭園などテーマ別の庭園や4.7kmの散策路が整備されており、ピクニックを楽しむ方や散歩、またジョギングをする方など多くの人で常に賑わっています。

坡州(パジュ)

坡州(パジュ)市は京畿道にあるソウルの北西部に位置する、新都市指定を受けている新都市です。
坡州には「坡州プレミアムアウトレット」や、英語村、芸術家たちによってつくられたヘイリ村などおしゃれなスポットが多く、若者にも人気のエリアです。
ヘイリ芸術村は芸術家やアーティストたちが集まって暮らす街として人気のスポットです。
街全体がアートのようになっており、京畿道初の文化地区に制定され、現在は年間100万人もの訪問客が訪れるんだとか。
様々な芸術をテーマにした美術館や展示館、建物が立ち並び、外観も特徴的で楽しめます。
とても良い雰囲気なので。韓国映画や韓国ドラマ、CMの撮影にも多数使用されており、運が良ければロケに遭遇できるかも!?
自身のアトリエで、陶芸体験や料理教室などを開いている芸術家も多く、見るだけでなく作品作りに実際に参加できるプログラムが人気を集めています。
また、坡州には広々とした公園などもあり、家族連れの姿も見られます。

龍仁(ヨンイン)

ソウル南西部に位置するのベッドタウンとして人気が高まっているエリアです。
龍仁といえばレジャースポットが人気です!
エバーランドや韓国民俗村、プール、スキー場などレジャースポットが多く、国内でも有数のレジャースポットとなっています。
エバーランドは韓国最大級の人気テーマパークで広大な敷地内には絶叫系のアトラクションを始め、小さい子向けのアトラクションやサファリパークや動物園まで1日で回り切れないほどのたくさんの見どころがあります。
様々なプール施設がある「カリビアンベイ」にも隣接しており、一帯は都心に近いリゾート地になっています。
韓国民俗村は1974年に建てられた朝鮮半島に古くから息づく生活様式や伝統文化を見学・体験できる大人気のテーマパークです。
約30万坪の広大な敷地では朝鮮半島を中心とした民族の生活様式を総合的に見ることができるように、李朝後期の各地の伝統家屋約267軒が移転復元されており、それぞれの地方のさまざまな家財道具なども見られ、衣食住の生活様式などもそのまま再現するなど歴史や文化が間近で見られます。
園内では様々な公園の他、季節ごとに色々なイベントもあり、また色々な韓国料理も楽しみことができ、1日遊べるテーマパークのようにもなっています。
龍仁では外国人も楽しめるレジャー施設が多く、外国人観光客も増えているホットスポットです。

まとめ

ソウルを取り囲むように位置する京畿道をご紹介しました。
北朝鮮との国境、世界遺産にも登録された歴史ある城郭、緑の多い新都市、国内最大級のレジャースポットなど本当に数多くの見どころのある京畿道はソウルとは少し違った雰囲気が味わえること間違いなしですよ。
ぜひ、色々なスポットへ足を運んで見てくださいね。

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