韓国高速鉄道KTXに乗ってみよう♪路線や乗り方まとめ

こんにちは~!
日本国内の移動手段といえば新幹線が定番ですよね。
韓国にも韓国の新幹線のような高速鉄道がもちろんあります。
韓国の高速鉄道といえばKTX!
韓国人だけでなく今や外国人観光客にも多く使われている便利な高速鉄道です。
韓国内はソウルからでも高速鉄道を利用すれば2時間ほどで移動ができる観光地がたくさんあります。
ぜひ、KTXを利用して旅行の幅を広げてみてくださいね。

KTXとは?

KTXは2004年に開通した韓国の各主要都市を結ぶ超高速鉄道です。
それまではソウルから釜山までの移動はセマウル号が最速で4時間10分程でしたが、KTXでは2時間半ほどで行けるようになり、韓国国民の生活にも非常に影響がありました。
KTXはフランスの高速鉄道TGVの技術をそのまま輸入したんだとか。
ヨーロッパ最高水準の高速鉄道に韓国で乗ることができるんですね♪
車両はフランスから輸入したものと、フランスから技術移転で韓国で制作した車両(山川・サンチョン号)の2タイプあります。
輸入したものよりサンチョン号のほうが一回り大きいようで、また2015年4月の湖南線高速線と浦項行きの開通に合わせ、新しい山川号も導入されています。
全長は388mで東海道新幹線とほぼ同じ長さ。座席は一般室と特室(グリーン車のようなもの)に分かれています。
一般室が4列で特室が3列式の作りです。
また一般室は座席の方向転換ができないため、半分が進行方向と反対方向に固定されます。また先頭車両は客室はなく、駆動専用車両となります。

乗車駅

ソウルからKTXに乗る場合は、大邱・釜山方面と木浦・光州方面で乗車駅が異なります。

京釜線(大邱、釜山方面)
京江線(平昌、江陵方面)
ソウル駅から乗車します。地下鉄1号線と4号線、空港鉄道、京義中央線が接続しています。
ソウル駅は3FにKTX専用乗車口がありますが、2Fからも乗車できます。

湖南線(木浦、光州方面)
全羅線(全州、麗水方面)
龍山(ヨンサン)駅から乗車します。地下鉄1号線、京義中央線が接続しています。

ソウル駅

1日約32万人が利用すると言われるソウル駅は、高速鉄道KTXの発着駅だけではなく、空港鉄道AREXをはじめ、地下鉄1・4号線や京義・中央線、韓国の地方アクセスに便利な発着駅として利用されています。
ソウル駅構内には、フードコートや土産店などの便利施設が併設されているほか、アウトレットや大型マートなどのショッピングスポットと直結しています。
以前のソウル駅は、1925年に当時の地名から「京城(けいじょう)駅」として竣工し、1947年に「ソウル駅」に改称されました。
2004年のKTX開業により役目を終え、2011年に複合文化空間「文化駅ソウル284」として生まれ変わりました。現在は、文化財(史跡第284号)に指定されており、京義・中央線ソウル駅としても利用されています

龍山(ヨンサン)駅

ソウル中心部に位置する龍山(ヨンサン)駅は、水原(スウォン)などソウル近郊の都市はもちろん、釜山(プサン)などの地方を繋ぐ重要なターミナル駅です。
長距離も短時間で移動できる高速鉄道KTXをはじめ、急行・特急列車、地下鉄などが発着しているソウルでも主要なターミナルとなっています。
高速鉄道KTXは、京釜線(キョンブソン)、東海(トンへ)線、慶全(キョンジョン)線、湖南(ホナム)線、全羅線(チョルラ)線の5路線が、特急・急行列車は、長項(チャンハン)線、湖南(ホナム)線、全羅(チョルラ)線の3路線が龍山駅から出発しています。
免税店や大型マート「emart 龍山店」が入るショッピングモール「Iパークモール」が直結しており、買い物を楽しむ方で賑わっています。
また、韓国の秋葉原と言われる「龍山電子商街」もあり、家電など電化製品の街としても知られています。

KTXの座席・設備

一般室(イルバンシル)

車両の中央を境にして、前向き席と後向き席に分かれており、座席を回転させることはできません。
フランスの高速鉄道TGVを基にして作られた旧型(ベーシックタイプ)のKTXですが、頻繁に列車の方向が変わるヨーロッパの列車をそのまま導入してしまったため、韓国内では不便な座席となったと言われています。
なお、改良された新型車両のKTX-山川(サンチョン)は全て前向き席で、座席が回転できるようになっています。
逆向きで長時間は気持ち悪くなってしまうかもしれないので座席指定をするのも一つの手で巣。

特室(トゥッシル)

特室は1列に3席が並ぶゆったりとした車両です。
座席も回転することができます。入口のデッキには新聞や雑誌、本などが置いてあり、自由に観覧ができます。
KTXの一般席は非常に狭いと言われています。ゆったりとしたシートが良ければ特室がおすすめです。

KTXの乗り方

チケット予約・購入方法

ネットで購入する方法と現地窓口で購入する方法があります。
ネットで購入の場合は、KORAILの公式ページからできます。
また、駅の窓口でも購入できますが、希望の時間が満席の場合もあるので、事前に日程が組める場合は事前予約がおすすめです。

KORAIL公式ページから予約

日本語の公式ページから予約ができます。
希望の列車と日時を指定した後、名前、パスポート番号、国籍、メールアドレスを入力し、カードでの決済が可能です。
予約番号などが記載された予約確認証をプリントアウトし、駅の窓口で乗車券と引き換えます。
キャンセル等の手続きも公式ページから可能です。

駅の窓口で購入

KTX発着駅の窓口、自動券売機で直接購入できます。
窓口で購入する場合は、目的地の地名と乗車人数を伝えれば大丈夫です。
韓国語で駅名の発音は難しい場合が多く、聞き間違いがあると大変なのであらかじめメモ用紙に英語か韓国語でで駅名を書いて紙を見せると間違いがなくおすすめです。
自動券売機(韓国語・英語)はクレジットカードでの購入のみ可能です。

KTXの乗り方

乗車券を駅の窓口で購入すると、レシートのような紙で乗車券が発行されます。
出発時間、列車名・列車番号、号車番号(一般室/特室)、座席番号(順方向/逆方向)、到着時間、出発駅、到着駅が書かれているので確認しましょう。

乗り方

1)KTXには信用乗車方式が適用されているため、自動改札機や、駅員による乗車券のチェックもありません。
乗車券を持ってそのまま入口を通過しましょう。

2)出入口付近にある電光掲示板で、列車名・列車番号(乗車券の見方4番)と乗車する列車が停車するホームを確認して、該当のホームへ降ります。

3)乗車券に記載されている号車番号(乗車券の見方5番)を確認して、列車に乗ります。

4)一般・特室の場合は乗車券に記載されている指定座席(乗車券の見方6番)に座ります。
自由席(立席)の場合は自由席車両内で先着順での着席となり、自由席がすべて満席の場合は立っての乗車となります。
混んでる場合は立つこともあるので、早めにホームに行くのがおすすめです。

まとめ

韓国の高速鉄道KTXについてご紹介しました。
海外で鉄道に乗ってみるのもワクワクしそうですよね。
日本との違いなど面白い発見もあるかもしれませんね。
ぜひ、旅行の際はKTXに乗って地方へ出かけてみてくださいね。

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