ベストシーズン!?ソウルの【春】の楽しみ方

こんにちは~!
2月も終わりに近づき、段々と暖かい日が増えてきて春の訪れを感じられるようになってきましたね。
韓国は特にソウルの冬はとても寒いので、冬の時期への旅行は避け、暖かくなった春に旅行に行こうと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は春の韓国の楽しみ方をご紹介します。

ソウルの春の天気

まず旅行で大事なのは天気や気候ですよね。
3月頃までは東京と比べると気温が低く、3月でも朝晩は肌寒い日が続きますが、4月に入ると一気に暖かくなり、ゴールデンウィークあたりの5月になると東京都ほとんど同じくらいの気温になります。
日によっては汗ばむ日もあるくらいです。
1年の中でもとても過ごしやすく、旅行にもベストシーズンですよ。

服装

ソウルの春の服装はほぼ東京での服装と同じでいいかと思います。
4月の上旬などは朝晩は冷え込む日もあるので、薄手の上着の他、ストールなどがあると便利です。
また、5月頃は日差しがとても強いので、サングラスや帽子を持っていくのがおすすめです。

ソウルの春の楽しみ方

お花見


日本では3月下旬から4月上旬が桜が満開になり、お花見のベストシーズンですが、韓国では日本より少し遅れて4月中旬頃に桜が満開になります。
また、桜以外でも色々な春の花が咲き、楽しめますよ。
韓国では春の花としてケナリ(レンギョウ)とチンダルレ(ツツジ)が有名です。
桜と合わせて春の花も楽しみたいですね。

汝矣島春の花祭り

ソウルでお花見と言えば汝矣島が定番です。
毎年、ソウル市民だけでなく国内外から汝矣島にお花見をしに多くの人があるまります。
約1,800本の桜が咲き乱れる約2kmの区間は歩行者天国となり、家族連れやカップルなど大勢の人々でにぎわいます。
お花見のほか韓国グルメが味わえる屋台や特設ステージでのK-POP・伝統芸能公演、様々な体験型のイベントも楽しめます。

石村湖桜祭り

ロッテワールドやロッテ百貨店があり、人気が徐々に高まっているチェムシルにある石村湖で行われる桜祭りです。湖の周りには湖を取り囲むようにして植えられた桜が咲き乱れます。
湖の周りを1周すると40分ほどで、桜以外にもいろいろな花が見られます。
カップルや家族連れ、友達連れなどでわいわいとお話しながら周遊している方がたくさんいますよ。
期間中は文化芸術公演、体験広場、飲食コーナー、フォトゾーンなどが開かれ、にぎわいます。

南山公園

Nソウルタワーもあり、人気の観光スポットのひとつの南山公園には桜を始め、ツツジやケナリなどこの時期はたくさんの春の花が楽しめます。
ケーブルカーを使わずに、自然を楽しみながら登ってみるのも良さそうですね。
特に南山頂上からの景色は絶景ですよ。
南山公園は人気の観光スポットなのでいつもにぎわっていますが、この時期は特に春の花を楽しもうと来場者が増えます。

イベントを楽しもう

ソウルではいろんな野外イベントが開催されます。
時期も暖かく、外でのイベントも楽しみやすいのでおすすめですよ。

王宮守門将交代式

ソウルに現存する王宮、「徳寿宮(トクスグン)」と「景福宮(キョンボックン)」では、朝鮮時代に王宮で門の開閉や警備を担っていた「守門軍(スムングン)」の交代の様子を再現した「王宮守門将交代儀式」が開催されます。
儀式終了後には部隊がソウル都心を練り歩く巡察パレードも行なわれ、守門将と記念撮影ができるフォトタイムもあります。
毎日月曜を除き開催されていますが、春の時期はじっくりと見れるのでおすすめです。

陸軍士官学校 無料見学

ソウル東部にある「陸軍士官学校」は一般向けに無料公開されており、士官候補生の生き生きとした姿を間近で見学することができます。
ガイドの案内により普段目にすることのできない学校内部や軍関連の展示物を見ることができ、隣接する「陸軍博物館」も観覧可能です。
毎週金曜日の16時からは「花郎(ファラン)儀式」と呼ばれる式服を着た士官候補生たちの行進も見学できます。
観覧は月曜以外可能で、訪問希望日の2週間前までにオンライン事前予約が必要ですが、なかなか見れない姿は見ものですよ。

南山烽火台烽火儀式

南山ケーブルカー乗り場近くの「南山烽火(ポンス)台」では、月曜日以外の毎日午前11時から「南山烽火台烽火儀式」が行なわれています。
「烽火」とはのろし(ポンス)のことで軍事情報を中央政府に伝える昔の通信制度で、人や馬よりも迅速で効率が良く、高い山から昼間は火の煙で、夜には燃える火で信号を送っていました。
南山烽火台は朝鮮時代の1394年、首都を漢陽(ハニャン、今のソウル)に移した後に設置され、約500年間地方の急変する民政状況や国境地帯の敵の動向を中央に連絡する、重要な役割を果たしました。
儀式の関連行事として儀式開始を知らせる開式の太鼓を打つ体験イベントや、儀式の開催時間中、韓国の伝統衣装・韓服(ハンボッ)・チマチョゴリを無料で試着できるブースもあります。
南山の花を楽しみつつ、韓国の伝統行事も一緒に楽しめます。

グルメを楽しもう


ポムナムル

韓国語で春はポム。そしてナムルとは料理の野菜の和え物のこと指します。
「ポムナムル」はその名の通り春の野菜をたくさん使った和え物です。
ヨモギ(スッ)、たらの芽(トゥルッ)、セリ(ミナリ)など、青々としたさまざまなナムルがスーパーや市場に並び、色々な料理に使われます。
またヨモギ入りの味噌汁、スックッは期間限定メニューとして春の時期に見かけます。
韓国でご飯を食べる際は食材に注目してみるとポムナムルが見つけられるかもしれませんよ♪

ポリパッ

春ナムルを楽しみたいという方には「ポリパッ」がおすすめです。
ポリパッは韓国語のポリ(麦)とパッ(ご飯)を合わせた単語で、麦ごはんのことです。
しかし、ただの麦ごはんではなく、韓国の「ポリパッ」は麦ご飯に野菜をのせて混ぜて食べるビビンパのようなメニューを指します。
ビビンパとの違いがご飯とおかずが別々のお皿に盛られてでてくるところです。
ポリパッには野菜が多く入っており、この時期はポムナムルがふんだんに使われたポリパッが味わえますよ。

春のショッピングを楽しもう

ソウルでは3月頃、まだ外は寒い日が続きますが、お店は一気に春モードになります。
ぼこぼこのダウンから一転して花柄や薄いシフォン素材などの春物が並びます。
韓国のファッションといえばプチプラで日本とは少し違った個性的なファッションも多いのが特徴です。
春物も色鮮やかなものが多く、ウィンドウショッピングをしているだけでも楽しめますよ♪
韓国は路面店も多く、冬場や夏場は寒かったり暑かったりでじっくり見れないことも多いですが、この時期は外のお店もゆっくり見れますよ。

まとめ

韓国の春の楽しみ方をご紹介しました。
春は気候も良く、外でも長時間遊ぶことができるので、冬や夏にはできないことを満喫してみるのも良さそうですね。
ぜひ、外に出て春の自然を楽しんでみてくださいね。

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