3月の韓国の過ごし方!イベントや楽しみ方をご紹介

こんにちは~!
この間年が明けたかと思えばもう3月ですね!
東京では徐々に暖かい日が増えてきて、春の訪れが近づいているなと感じられますよね。
韓国はというと、まだ寒いです!
ソウルではまだまだ寒い日が続いていますが、真冬のような寒さはなくなり、はやり春が近づいてきてるなと感じます♪
今回は3月の韓国についてご紹介します。

カレンダー

3/ 1(金) 三一節(サミルチョル)
3月1日に始まった独立運動を称える日。祝日。
3/ 1(金) 韓国プロサッカーリーグ(Kリーグ)開幕
3/ 3(日) サムギョプサルの日、おにぎりの日
3/ 6(水) 啓蟄(キョンチッ) 冬が終わり虫が目覚め始める日。
3/14(木) ホワイトデー
3/21(木) 春分(チュンブン)春分の日。韓国では祝日ではありません。
3/23(土) 韓国プロ野球開幕

天気・気候

3月上旬はまだ寒い日が続き、冬の続きのような寒さですが、中旬、下旬になるにつれて暖かい日が増えていきます。
3月は1年でもっとも雨が降らない日とされているので、天気は良く、日差しが指すと気温は低くても暖かく感じられる日が多いです。
東京では3月に入ると徐々に暖かくなっていきますが、ソウルでは中旬ごろにぐっと気温が上がるのが特徴的です。
朝晩は冷えることが多いので、旅行の際は日中と朝晩の気温の変化に注意してくださいね。

服装

街でも一気に軽く明るい色合いの春服が並ぶようになります。
ぼこぼこのロングダウンを着ている人も見かけないように。
ただ気温自体は低く、寒い日も多いんですが、現地の韓国女子たちは一気に春服にチェンジしていて、見ているこっちが寒く感じる・・・なんてことも!
上旬は厚手のコート、下旬も薄手のコートは必要です。
ストールなど調整できるアイテムがあると便利でおすすめです。

ミセモンジや黄砂に注意

日本ではこのころから花粉症に悩まされる方が多いかと思いますが、韓国には花粉がないので日本より快適に過ごせるかもしれません!
ですが、花粉はない代わりにとても気を付けたいのが「黄砂」です。
日本でも「黄砂」は問題になることがありますが、中国と近い韓国では被害が深刻です。
また、韓国では黄砂と並び、とても問題となっているのが「ミセモンジ」です。
日本でいうPM2.5ですが、韓国は警戒情報が出されるほど深刻な状況です。
健康被害が出てしまうこともあるので、マスクを着用するなど対策を取っていくのがおすすめです。

3月のイベント

入学式シーズン

韓国では日本よりも1ヶ月早く、2月に卒業式、3月に入学式が行われます。
日本だと4月の入学の頃は桜も咲き、ポカポカ陽気のイメージがありますが、韓国の入学式はまだ少し寒さが残る時期なんですよね。
一般的には3月最初の月曜に入学式が行われ晴れ晴れとした学生たちの姿が見られます。
大学の多い学生街では新入生の歓迎会が行われるなど、とてもにぎわいます。

三一節


三一節(サミルジョル)は、1919年3月1日、日本の植民地支配に抵抗して、市民たちが独立運動を称える日です。
1949年に韓国の祝日である、国慶日(クッキョンイル)に制定され、8月15日の光復節(クァンボッチョル)、10月3日の開天節(ケチョンジョル)と並ぶ韓国の3大祝日の1つとなっています。
3月1日は街中のいたるところで太極旗(テグッキ)が掲げられ、タプコル公園のある鍾路(チョンノ)では、毎年三・一独立運動で殉死した人々を追悼する記念行事や、独立を祝う記念行事が行なわれています。

3.1独立運動とは?

三・一独立運動とは、日本の統治に反旗を翻し、朝鮮半島の人々が、日本からの自主独立を求めた運動のことを指します。
朝鮮半島は1910年の日韓併合により、日本の植民地とされました。
そして、9年後の1919年3月1日、天道教、グリース道教など各宗教団体のメンバーで構成された民族代表と呼ばれるソン・ビョンヒをはじめとした33名が、パゴダ公園(現在のタプコル公園)で独立宣言書を読み、全世界に朝鮮民族の自主独立を宣言しました。
独立宣言文を発表するとともに3.1独立運動が始まり、韓国国内だけでなく国外の同胞にもデモが広がっていきました。
しかし、このデモを抑えようと、日本は武力行使をもって弾圧を行ない、多くの人が無差別に殺害され、この運動で命を落とした人々は7509名にものぼると記録されています。

三一節・打鐘イベント

1919年当時、三一独立運動の中心地だった現在の普信閣。
ここでは毎年3月1日の正午、独立万歳運動を主導していた民族代表33人を追悼するために、打鐘行事が行われます。
運動が始まったとされる中央高校で記念式が行われ、日本の軍人、男女学生など当時の衣装に身を包んだソウル各区からの参加者たちが「マンセー(万歳)」を叫びながら普信閣に集合します。
そして楼閣の外側では太極旗を振り、中央では毎年ソウル市長や関係者、時に芸能人なども参加して鐘を打ちます。
民族代表の33人に合わせて鐘を33回打ち、最後は三一節の歌を歌って行事は終了。
普信閣(ポシンガッ)~ソウル劇場までの鍾路1~3街の800メートルの区間は歩行者天国になり、「万歳運動再現行事」をはじめとして、写真展・国楽フェスティバル・農楽(ノンアッ)など多彩なイベントが朝から夕方まで続きます。

サムギョプサルの日、おにぎりの日

3月3日といえば日本ではひなまつりですよね。
韓国はというと「サムギョプサル(豚の3枚肉)の日」なんだとか!
畜産協同組合が数字の3(サム)が2回重なることから制定し、2003年から始まった記念日です。
サムギョプサルは記念日を作らなくても韓国人の間では日常で食べられるソウルフードなので、サムギョプサルの日はあまり浸透していないようです。
またあまり知られていませんが「おにぎりの日」ともいわれているそう。
これは韓国ではおにぎりのことを「三角キンパプ」と言うことからおにぎりの日なんだとか。
コンビニではおにぎり商品にセールイベントが行われることも!

ホワイトデー

3月14日は韓国でもホワイトデーとして、街中にはホワイトデー商品があちこちで売られるようになります。
もともとホワイトデーは日本から始まった習慣で、お隣の国の韓国にも浸透していったようです。
日本と同様に男性が女性にキャンディーなどをプレゼントする日として知られていますが、プレゼントは韓国風にアレンジされています!
特徴はなんといっても派手!キャンディーを包むにも大きなバスケットにカラフルな包装をしてとにかく見た目重視!インパクト重視!
街中に大きなバスケットが並んでいて面白いですよ。
男性からのプレゼントやサプライズ文化のある韓国では、ホワイトデーも一大イベントになっているようです。

まとめ

韓国の3月のイベントなどについてまとめました。
韓国では3月と言えば入学式シーズンになり、春の始まりと共に新たなスタートとしてウキウキしている人も多い季節です。
また、三一節もあり、日本人にとっては韓国旅行にこの時期に行っても大丈夫か少し心配になるかもしれませんが、日本人だからと言って危ないことや外に出れないことはありません。
ただ、デモの中に行ったりイベントに面白半分で参加することはとても危険なので避けましょう。
暖かい日も増えてきて、韓国旅行にもおすすめな時期です。
ぜひ、3月の韓国を楽しんでくださいね。

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