粉食って?気軽に食べられる韓国のプンシクを楽しもう♪

こんにちは~!
韓国旅行の楽しみと言えば「グルメ」も一つかと思います!
限られた旅行の中で何を食べるかってすごく悩みますよね。
食べたいものはたくさんあるけど時間も使いたくない・・・という方には韓国の現地の方からも愛されている「粉食(プンシク)」がおすすめですよ♪
色々な料理が手軽に食べられる「プンシク」を今回はご紹介します。

プンシクって?

プンシクとは漢字で書くと「粉食」と書きます。
その名の通り粉ものでできた料理のことを指します。
もともとは粉もののことでしたが、最近では手軽に食べられる料理やおやつの総称のように使われ、キンパプや、ラーメン、マンドゥ、トッポギ、チヂミなどがプンシクの代表的な料理です。
日本でいうと軽食と言った方がピンと来るかな?と思います。
価格も安く、提供時間も早いので手軽に食べられるのが特徴です。

どこで食べられる?

プンシクは店舗から屋台まで色々なお店で食べられます。
店舗では大体が色々なメニューを食べられるお店が多いですが、トッポギ専門店やマンドゥ専門店などもあります。
屋台は並んでいることが多いので食べたいもののある屋台をはしごしてみるのもいいですね。

代表的なメニュー

トッポギ


「トッポッキ」とは、韓国語でトッは「餅」、ポッキは「炒め」を意味し、文字通り、細長い韓国餅を甘辛いコチュジャンで炒め煮込んだ料理です。
日本でもトッポギは有名ですよね。
屋台や軽食店で手軽に食べられるメニューとして韓国人にとっては定番のおやつとして学生の頃から食べられています。
日本で食べられるトッポキと比べて結構辛いお店が多いので辛いものが苦手な方は気を付けてくださいね。
最近ではトッポギ専門店も増えていて、チーズたっぷりのトッポギや激辛トッポギが楽しめるお店なんかもあります。

ティギム

ティギムとは天ぷらのことを指します。
日本で天ぷらというと高級なイメージがありますが、韓国の天ぷらは衣がたっぷりついていて厚みがあり、ずっしりとしています。
ご飯よりもおやつ感覚で食べられますよ。
トッポギと一緒に食べるのが韓国の定番でトッポギソースを付けて食べると相性抜群でとても美味しいです。
ティギムはコグマ(さつまいも)、マンドゥ(餃子)、オジンオ(いか)、また海苔巻きなんかもあります!
好きなものが選べるので注文の際は伝えましょう。

オデン


オデンもトッポギと一緒に注文される人気おやつの一つです。
オデンは日本から来た名前ですが、薄い魚介系の練り物を長い串に刺したのが韓国式オデンの特徴です。
いただくときはスープの入った器で食べます。スープは普通イリコだしベースの薄い醤油味。
オデンのスープはオデンを注文しなくてもトッポギなどを注文すれば飲めます。
優しい味のスープがおいしいのでぜひ飲んでみてくださいね。

スンデ

スンデも屋台の定番メニューです。
日本人は苦手の方が多いですが韓国人からはトッポギと共に愛されている定番の屋台フードです。
スンデは韓国式豚の腸詰めのようなもので、豚の腸に春雨と豚の血を入れて蒸した料理です。
調理方法と黒いちょっとグロテスクな見た目からか、最初に食べるのは少し勇気がいるかもしれませんが、食べてみると病みつきになる方も多いんですよ。
スンデを注文すると唐辛子粉入りの粗塩が出されますが、トッポッキのタレをつけても美味しいです。
屋台ではトッポギ、スンデ、ティギムを食べれば十分満足でき、おなか一杯になってしまいますよ。

キンパプ

プンシクメニューの定番と言えばキンパプです!
キムは海苔、パッはご飯の意味で、ご飯と様々な具を海苔で巻いた韓国風海苔巻きです。
卵焼きやハム、たくわん、各種野菜が入ったスタンダードなキムパプをはじめ、材料や巻き方によって色々な種類があります。
キムパプは1本単位から注文でき、その場で巻いてくれます。
1本でも結構ボリュームがあり、野菜もたくさん入っているので満足感がありますよ。

ラーメン

ラーメンというと日本では本格的なラーメンをイメージしてしまいますが、韓国のプンシク店でのラーメンというとインスタントラーメンのことを指します。
インスタントラーメンですが、お店で出てくるラーメンはなんか美味しく感じるんですよね。
トッピングもいろいろ選べ、チーズや餅、餃子入りのラーメンなどがあります。
キムパプと一緒に注文する方も多いです。
また、ラーメンとトッポギを合わせたラッポキも人気メニューです。

マンドゥ

「マンドゥ」は漢字で書くと「饅頭」と書きます。
ですが日本のお饅頭というではなく、餃子のことを指します。
ただ日本の餃子のイメージとも大分違います。
焼き餃子(クンマンドゥ)もありますが、韓国式餃子といえば一般的に蒸し餃子のことで、形は日本の餃子の形から小籠包のような形など色々ありますが、1個が合いたい大きくボリュームがあります。
マンドゥの種類には、キムチが入らないコギマンドゥ(コギは肉の意味)、キムチ入りのピリ辛キムチマンドゥのほか、水餃子(ムルマンドゥ)や、大ぶりのワンマンドゥなどがあります。
タネは豚ひき肉に豆腐や野菜を加えて練ったものです。
カルグクスと一緒に食べられることが多いです。

ピンデトッ

「ピンデトッ」とは、韓国のチヂミの種類の1つです。
水でふやかした緑豆を石臼で挽いたものに、豚肉や牡蠣、野菜などを入れて鉄板で焼いたもので、「緑豆チヂミ」とも訳されます。
ピンデトッは屋台で売られていることが多く、ソウルでは人気の在来市場「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」内に、店頭で緑豆を挽き、焼いている露店、専門店がたくさんあり、日本からの観光客にも人気で食べやすい雰囲気です。
表面はカリっと、中はふわっともちもちしていて、ごま油の風味が食欲をそそります。

カルグクス

「カルグクス」とは、小麦粉を原料とする平麺を使った温かい麺料理です。
韓国語で「カル」は包丁、「ククス」は麺を意味し、包丁で麺を切って作ることから名づけられたと伝えられています。
カルグクスは本格的な専門店もありますが、プンシクが食べられるお店でも食べることができます。
日本のうどんともラーメンとも違ったカルグクスはスープも飲みやすく、面も噛みごたえがあり、美味しいですよ。

スジェビ

「スジェビ」とは韓国語で、水で練った小麦粉を手で平たくちぎり、肉や魚介類のスープで煮込んだ粉もの料理で、日本でいうとすいとんのようなイメージです。
日本のすいとんと同じように昔から食べられてきた家庭料理の1つで、素朴などこか懐かしい味が特徴です。
韓国の全国各地のカルグクス店やスジェビ店などで食べられます。
価格も安く1人でも入りやすいので手軽に食べられるところもうれしいポイントです。

まとめ

韓国の「プンシク」をご紹介しました♪
手軽に食べられるプンシクは昔から現地の韓国人の間でも愛されており、懐かしい感じがするのも特徴の一つです。
韓国に行くと美味しいものが多く、食べたいものもたくさんあるかと思いますが、おやつ感覚でプンシクを食べてみたり、いろんな種類のプンシクをはしごして食べてみるのも面白そうですね。
ぜひ、韓国でプンシクを楽しんでみてくださいね。

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