知ってると便利!?日本と韓国の祝日の違い

こんにちは~!
春になってきましたね!
この時期になると段々意識し始めるのは「ゴールデンウィーク」ではないでしょうか?
暖かく気候が良いゴールデンウィークに海外旅行に行く方も多いのでは?
そんな楽しみな連休ですが、韓国にはゴールデンウィークはもちろんありません。
祝日は国よってさまざまなので、韓国の祝日も覚えておくと今後旅行に行く際は便利かと思います。
今回は日本と韓国の祝日を比較してみようと思います。

1月

韓国
1日:元旦

日本
1日~3日:元旦、三が日
第二月曜日:成人の日

韓国も1月1日は元旦で祝日になりますが、日本のお正月とは違い、本当に1月1日だけが祝日です。
12月31日も1月2日は普通の平日として会社にも出勤します。
韓国では旧正月にお正月を祝うので、その時に日本のお正月のように連休になります。
また、日本では1月に成人の日がありますが、韓国では毎年5月の第3月曜日が「成年の日(ソンニョネ ナル)」となっています。

2月

韓国
旧暦で1月1日(2019年は2月5日):旧正月(ソルラル)
旧正月の前後二日:旧正月休み

日本
11日:建国記念日

韓国のソルラル(旧正月)は旧暦で日が決まるので、毎年カレンダーのいつになるかが変わります。
大体毎年、2月上旬あたりです。
旧正月当日と前後二日、3日が旧正月休みとなり祝日になります。
韓国では故郷で親戚一同大集合して旧正月をお祝いするのが一般的で、この時期は交通機関が非常に混み、また市内では店が閉まっている場合が多いです。
この時期に韓国旅行を考えている際は事前にお店のオープン情業をチェックしておくのがおすすめです。

3月


韓国
1日:三一節

日本
20日か21日:春分の日

日本では2月に建国記念日がありましたが、韓国では3月1日に「三一節」があります。
三一節(サミルジョル)は、1919年3月1日、日本の植民地支配に抵抗して、市民たちが独立を願って行なった運動をたたえた日で祝日となっています。
3月1日は街中のいたるところで太極旗が掲げられ、タプコル公園のある鍾路(チョンノ)では、毎年三・一独立運動で殉死した人々を追悼する記念行事や、独立を祝う記念行事が行なわれています。
この時に旅行が重なった場合、少し怖い気もしますが、危ないこともないです。
ただ、デモやイベントが行われているところに積極的に行くのは控えた方が良いかと思います。
韓国にも春分の日はありますが、祝日にはなっていません。

4月

韓国
祝日なし

日本
29日:昭和の日

4月の韓国は祝日がありません。
祝日にはなっていませんが、寒食(ハンシッ)と呼ばれるお墓参りをする日があります。
寒食は、旧正月、端午、秋夕と並ぶ、韓国の4大名節のひとつで、12月下旬の冬至(トンジ)から105日目に当たる日で、陽暦では毎年4月5日~6日あたりに訪れます。
今年は4月6日です。
寒食という名称は冷たい料理を食べるという昔の習慣からきていますが、現在では、主に先祖のお墓参りをする日とされています。

5月

韓国
5日:こどもの日
旧暦4月8日:釈迦誕生日

日本
3日:憲法記念日
4日:みどりの日
5日:こどもの日

日本ではゴールデンウィークですが、韓国でも5日は子供の日として祝日になります。
今年は日曜なので振替休日で6日が祝日となっています。
また旧暦の4月8日は釈迦の誕生を記念する日で、「初八日(チョパイル)」とも呼ばれます。
今年は5月12です。
全国の寺で記念行事が開かれ、街中に蓮華をモチーフにした燃灯が灯り、とても華やかになります。
ソウルでは韓国仏教の最大の祭典ともいわれる「燃灯祝祭(ヨンドゥンチュッチェ)」が開催され、賑わいます。

 

6月

韓国

6日:顕忠日

日本
祝日なし

日本では6月が唯一祝日がない月ですよね。
韓国では6日が「顕忠日」となっており、祝日です。
この日は国のために命を捧げた護国英霊の冥福を祈り、殉国兵士たちの護国精神と魂を追慕する日で、この日は太極旗の弔旗掲揚を行ないます。
当日には、日本植民地時代の独立運動家をはじめ、国家功労者や、朝鮮戦争で戦死した韓国軍将兵などが眠る「国立ソウル顕忠院」で、政府主催による大々的な追悼行事が執り行なわれます。
この日の韓国観光は特に問題はありません。

7月

韓国
祝日なし

日本
第三月曜日:海の日

7月は韓国が祝日がありません。
日本は海の日がありますが、韓国には海の日のような祝日はありません。

8月

韓国
15日:光復節

日本
11日:山の日

8月15日は日本でも終戦記念日の日ですよね。
韓国では1945年8月15日に日本の植民地支配から解放された日で「光復節」として独立記念日となっています。
この日は戦争による犠牲者の慰霊をします。
光を取り戻した日、また失った国権を回復したという意味で「光復節(クァンボッチョル」と呼ばれています。
大統領が参席する天安(チョナン)の独立記念館の式典をはじめ、街のいたるところに韓国の国旗である太極旗が掲げらます。
光化門(クァンファムン)から世宗路まで、歴史展示やパレードが行われます。
この日も観光は少し怖く感じますが、危険を感じることはありません。
ただイベントやパレードなどにはあまり近づかない方がいいかと思います。

9月


韓国
旧暦で8月15日:秋夕(チュソク)
チュソクの前後2日:チュソク休み

日本
第三月曜日:敬老の日
22日~23日あたり:秋分の日

旧暦8月15日は韓国では旧盆の日とされ「秋夕(チュソク)」休みになります。
今年は9月13日がチュソクで、前後二日も祝日です。
韓国人にとってはソルラル(旧正月)と並ぶ代表的な名節で、この日もソルラルと同様に故郷に親戚一同が集まります。
ソウル市内でもお店が閉まることが多いので旅行の際は気を付けてください。

10月

韓国
3日:開天節
9日:ハングルの日

日本
第二月曜日:体育の日
10月3日の開天節(ケチョンジョル)は、檀君(タングン)神話に基づく韓国の建国記念日です。朝鮮民族の始祖とされている伝説上の人物、檀君が古朝鮮を建国したことを記念する日として1949年に制定されました。
また、1970年、大統領令により「訓民正音」が公布されたと推定される10月9日を「ハングルの日」に制定。世宗大王の功績を称えるとともに、ハングルの普及・研究を奨励する日と定めています。

11月

韓国
祝日なし

日本
3日:文化の日
23日:勤労感謝の日

11月は韓国には祝日がありません。
11月11日は祝日ではありませんが「ペペロデー」として韓国では盛り上がります。
ペペロは韓国のポッキーのようなお菓子で、1が4つ並ぶ11月11日はペペロデーとしてペペロを贈るイベントの日になっています。
バレンタインデーのように街にはペペロが並び、派手にラッピングされた商品もあり見ていても面白いですよ。

12月


韓国
25日:クリスマス

日本
23日:天皇誕生日

韓国ではキリスト教徒が多いので、クリスマスは国民の休日として定められています。
キリスト教徒であるカトリック(天主教、チョンジュギョ)教徒は聖堂で行なわれるミサに、プロテスタント(改信教、ケシンギョ)教徒は教会で行なわれる礼拝に、それぞれイブと当日の2日にかけて参加します。そのほか、聖堂や教会によっては歌や劇などを披露したり、食事会が行なわれるところもあります。
カップルは日本と同様にイルミネーションを見に行ったりと楽しみます。
またプレゼントも日本と同様に子供には25日の朝に起きるとプレゼントが枕元に置かれています。

まとめ

日本と韓国の祝日の違いについてまとめました。同じアジアのお隣の国でも祝日は様々で面白いですよね。
ソルナルやチュソクの際はソウル市内などではお店を閉めるところも多いので、ぜひ韓国のカレンダーもチェックして旅行の日程を立ててみてくださいね。

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