こんにちは～！
韓国留学されている方や韓国人の友人がいる方などは韓国で結婚式に招待されることもあるかもしれませんよね。
国が違えば文化も違う・・・韓国の結婚式、イメージつきますか？
お祝いごとなのでマナー違反になるようなことは絶対避けたいし、浮いてしまったりしても大変！
今回は韓国の結婚式についてご紹介します。
招待状
日本の結婚式の場合、招待状が届き、招待状には返信用のはがきがついており、期日までに必ず出欠の連絡をしなければなりませんよね。
韓国にも招待状はありますが、出欠を確認するための返信用のはがきなどはついていないんです。
招待状には会場や地図などの案内が書かれています。
招待状の包みはとっても可愛いカラフルな包みが多く、郵送で送る他、手渡しでも渡されます・
また、最近では紙の招待状を利用せずにスマートフォンで送れる「モバイル年賀状」も良く使われています。
出欠の有無は直接口頭で言ったり、スマートフォンのメッセージで送ったりしますが、親族などでなければ出欠確認のようなものはありません。
ご祝儀はいくらが相場？
日本では友人の場合は3万円が相場だとされていますが、韓国では同僚や友人では30,000ウォン（3,000円）か50,000ウォン（5,000円）が相場だとされています。
また、特別親しい友人の場合は10万ウォン（1万円）を渡すこともあります。
奇数の金額を包むようにしましょう。
グループで参加する場合は、皆でお金をあわせて代表名で出すこともあります。
日本よりもご祝儀の相場が低いです。
また、日本では祝儀袋を持参していきますが、韓国では祝儀袋は用意して行かなくても、会場の受付においてあるので、その場で名前を書いて入れても大丈夫です。
持参する場合も白いシンプルな封筒に入れていけば大丈夫です。
結婚式に着ていく服装は？
日本で結婚式に参加する場合は女性ならドレスアップをして髪も美容院などでセットしていきますよね。
韓国はと言うと、とてもカジュアルです！
最近は軽くドレスアップしていく方も多いようですが、普段着のような服装で参加されている方も多いです。
避けた方が良いのは日本と同様に花嫁と同じ色の白色の服です。
また、日本では着物を着ていく方もいますが、韓国では韓服は親族が着るものとされているので韓服も避けた方がいいです。
服装はあまり気にしなくてもいいかなと思いますが、女性の場合はワンピースにジャケットなど少しきれい目なファッションが良いかと思います。
足元はスニーカーを履いている方もいますが、服に合わせてパンプスなどがおすすめです。
男性の場合はスーツが無難です。
かっちりスーツではなくても、シャツにジャケットを合わせたスタイルで大丈夫です。
男性もスニーカーを履いている方が多いので、服装に合った靴で行けばＯＫです。
カバンは？
大きなカバンは預かってくれるところがなく、自分で持っていなけらばならないので小さめのバッグがおすすめです。
日本ではクラッチバッグを持っていくのが一般的ですが、韓国ではバッグもそんなに気にせずに服装に合う小さ目なものならなんでも大丈夫です。
結婚式の所要時間
日本の結婚式は挙式が30分程でその後に披露宴が2時間～3時間ほど行われ、そのあとに2次会も行われるなど半日や1日がかりになるのが一般的ですよね。
韓国はと言うと式自体が30分ほどで終わるのが一般的でとても短いんです。
式のあとは式場から食堂に移り、ご飯を食べ、食べ終わったら帰るというとてもシンプルな流れです。
韓国の式場では1日に何組も式が行われ、時間ごとにスケジュールが組まれています。
早くても式の始まる1時間前から受付が始まり、30分ほど前に新婦は新婦待機室で新婦に会いに行くことができます。
日本のように式の後に披露宴がないので、ウエディングドレス姿の新婦と写真を撮れるチャンスはこの時です。
式の流れ
受付
会場へ到着したらまずは受付へ行きます。
新郎側・新婦側それぞれの受付が用意されているので、招待をされたほうの受付へ行きましょう。
受付では芳名録に名前を記してご祝儀を渡します。
ご祝儀を渡すと食券がもらえるので、なくさないようにしましょう。
まとめてご祝儀を渡した場合はその旨を伝えると人数分の食券がもらえます。
式場へ移動
会場によっていろんなタイプの席がありますが、両親や親族が前方に座り、それ以外は基本的には何処に座っても大丈夫です。
招待してくれた側の席に座りますが、どちらかが混んでいる場合は違う側に座っても大丈夫です。
来場客が多い場合は立ち見のこともあります。
子連れの場合などは後ろの方に座っておくのはおすすめです。
新郎新婦入場
新郎新婦の入場は式により様々な方法がありますが、一般的にはまず２人の母親同士が手をつないで入場し、祭壇のろうそくにそれぞれ火を灯し、一礼したら父の座る席へと向かいます。
新郎新婦は同時に入場することも多いようです。
主礼のあいさつ
主礼とは日本でいう「媒酌人」のことで、新郎新婦が入場すると主礼のあいさつからが行われます。
主礼が結婚成立を宣言し、新郎新婦に「主礼辞(ジュレサ)」と呼ばれるお祝いの言葉を贈ります。
指輪交換
日本と同様に指輪交換をします。
余興
披露宴がないので、式場で余興が行われます。
一般的には親族が歌や楽器の演奏を披露します。
新郎新婦以上に緊張している場合も・・・！？
両親へのあいさつ
まずは新婦の両親へ、新郎はクンジョル(深いお辞儀)、新婦は胸元に左手を添えて90度の挨拶をし、次に新郎の両親へも同様に挨拶をし、式は終了です。
写真撮影
式が終わるとそのまま写真撮影の時間になります。
親族、家族、友達の順で数回に分けて集合写真を撮ります。
また式の最中もフラッシュをたいたり、式の邪魔にならなければ写真を撮ることはしても大丈夫です。
食事会場へ移動
式が終わったらすぐに食堂へ移動します。
ご祝儀を渡してからもらった食券と引き換えに食堂に入ります。
席は自由なのでどこに座っても大丈夫です。
食事はビュッフェスタイルがほとんどで豪華なメニューが並びます。
食事中、新郎・新婦や両親が各テーブルに挨拶に来ることもあります。
食べ終わったら自由解散
食事が終わったら自由解散です。
あっという間に式は終了です。
韓国の結婚式色々
招待されてなくても参加ＯＫ
韓国では招待状をもらっていなかったり、新郎新婦の直接の知り合いではなくても式に参加することができます。
友達の友達や両親の知り合いなどたくさんの人が式には参加します。
韓国の結婚式を体験してみたい方は知り合いにお願いしておくと連れて行ってもらえるかもしれませんよ。
そのままハネムーン！？
韓国では日本のように二次会はありません。
式が終わると新郎新婦はそのままハネムーンに行くことがほとんどです。
式が終了して1時間後には出発する人もいるんだとか。
まとめ
韓国の結婚式についてご紹介しました。
日本と比べるととてもカジュアルな印象です。
気軽に参加できる分、参加する結婚式も日本と比べて多いようで、シーズンは結婚式をはしごする人もいるんだとか。
海外の結婚式事情は日本と違いがあり、おもしろいですね。
