ソウルで話題の街【梨泰院】の魅力徹底解説♪

こんにちは~!
4月に入り、大分暖かくなりましたね♪
ソウルも朝晩はまだまだ冷えますが日中は上着いらずの日もあったりと暖かくなってきました。
ポカポカ陽気の天気の良い日には街の散策が面白そうですよね。
散策にお勧めなスポットと言えば「梨泰院」です!
梨泰院にはおしゃれなお店がどんどんオープンしており、ソウルでも要チェックなスポットのひとつですよ~!
今回は梨泰院の魅力をご紹介します♪

梨泰院ってどんなところ?


「梨泰院(イテウォン)」は在韓アメリカ軍基地「龍山基地」が建つ場所にあり、そのことから外国人向けのショッピングストリートとして発展してきました。
1997年には国内の観光特区に指定され、最近では「経理団通り(キョンニダンキル)」や梨泰院に隣接する「漢南洞(ハンナムドン)」も梨泰院の新名所として知られています。
地下鉄6号線の梨泰院(イテウォン)駅を出ると、梨泰院のランドマークである赤茶色のハミルトンホテル見えます。このハミルトンホテルの裏に延びる通りが「世界飲食文化通り」で、アジアや中近東、ヨーロッパなど、世界30カ国余りの料理を出すおしゃれなレストランやカフェが並んでいます。
ハミルトンホテルの前から南へ延びる普光洞(ポグァンドン)を進むと、「アンティーク家具通り」があり、世界各国のアンティーク家具が並んでいます。
梨泰院はソウルの他都市と少し変わった雰囲気で、異国情緒に溢れていて、おもしろいですよ。

経理団通り(キョンニダンキル)

「経理団通り(キョンニダンキル)」は地下鉄6号線・緑莎坪(ノッサピョン)駅から南山(ナムサン)の麓まで続く約1kmの坂道です。
行政名「フェナムキル」、通称「経理団通り(キョンニダンキル)」と呼ばれる通りには異国情緒があふれるレストランやカフェ、雑貨店、服屋などが軒を連ねています。
「経理団通り」という名前は通りの入口付近に「陸軍中央経理団(韓国陸軍の予算執行・決算などを担当する部)」があったことに由来しています。
もともとメインの大通りが「経理団通り」と呼ばれていましたが、近年では近くの路地にも次々と新しいお店が生まれ、大通りを中心とした周辺エリア全体が「経理団通り」として認識されるようになりました。
最近では大通りだけでなく、周辺の路地にも洋服、雑貨、アクセサリーなどのお店が連なっており、個性的なお店が多く、若者を中心に人気が集まっています。
また、グルメ街としても注目されており、多国籍料理が味わえるレストランやカフェがたくさんあり、おしゃれなお店がいっぱいなんですよ。
散策しながらお気に入りのお店を探してみるのも面白そうですね。

漢南洞(ハンナムドン)エリア

梨泰院(イテウォン)に隣接する漢南洞(ハンナムドン)は各国大使館や領事館が周辺に集まっており、在韓韓国人の集まるエリアとなっています。
外国人向けの本格的なレストランを始め、最近ではスタイリッシュなお店が増えており、「第2のカロスキル」とも呼ばれています。
韓国初の「COMME des GARCONS」の路面店を始め、モダンでスタイリッシュなお店が目立ちます。
漢南洞エリアは「コム・デ・ギャルソン通り」、「大使館通り」、「トッソダン通り」に大きく分けられます。
2010年に登場した「コム・デ・ギャルソン」ビルをランドマークとする「コム・デ・ギャルソン通り」は高級ショップや高級レストランが集まるエリアとしてスタイリッシュなお店や高級感のあるレストランなどが数多くあります。
「大使館通り」は各国の大使館で働く外国人が通うエリアで、外国人の常連が集まる本格的な多国籍料理のお店も多く、オープンテラスの洋風な作りなカフェなどもあります。
「トッソダン通り」はセンスの良い最新のショップや女性ウケの良いSNS映えするカフェなどが続々とオープンしているカロスキルのような雰囲気のエリアです。
異国情緒が溢れ、おしゃれなお店の多い漢南洞は韓国人にも人気の高まっているエリアなんですよ。
また、色々な場所から南山タワーが見え、や遊歩道など街のいたるところに街路樹が植えられ、四季折々の自然が楽しめるのも特徴です。

梨泰院アンティーク家具通り

梨泰院の普光洞(ポグァンドン)というエリアには「梨泰院アンティーク家具通り」と呼ばれるアンティークの家具や雑貨店が100軒ほど連なる通りがあり、梨泰院観光のひとつとなっています。
このエリアがアンティーク通りとして発展していったきっかけは1960年代頃に梨泰院近くに勤務していた米軍や米大使館の職員、その家族たちが国に帰るときに家具を売り始めたこととされています。
毎月フリーマーケットも開催され、春と秋には「梨泰院アンティーク&ビンテージ フェスティバル」としてオークションやジャズの公演などが催され盛り上がります。
「アンティーク」は日本でもよく使われますが、フランス語で骨董品のことを指します。
基本的に、製造されてから100年以上の年数が経ったものをアンティークと呼ばれ、価値が高まります。
「梨泰院アンティーク家具通り」には、イギリスやフランスなどヨーロッパでバイヤーが直接買い付けてきたものを扱うお店が多く、ヨーロッパ現地でも目にすることのできない品物も多いんだとか。
チェストや椅子、ソファ、机、キャビネットなどの家具はもちろん、照明ランプ、陶器、鍵、小物など数多くのアンティーク品が販売されており、見ているだけでもとても楽しいですよ。
また、「梨泰院アンティーク家具通り」の中央交差点をさらに曲がった通りには、ビンテージ家具を取り扱うお店が連なっており、特に若者に人気を集めています。
1945年以降に製造されたものがビンテージと呼ばれることが多く、販売されている商品は実際に使われていたものがほとんどなんだとか。
アンティークと合わせてビンテージの魅力にも心が躍りそうですね。

解放村

梨泰院の北西部にある解放村(ヘバンチョン)は最近、韓国内でも注目されているエリアです。
南山公園の南側に広がる古い住宅街ですが、解放村という名称は1945年の解放(光復)後、海外から戻ってきた人や北の故郷に戻れなくなった人たちがこの地に定着したことからこのように呼ばれるようになりました。
1904年の日露戦争をきっかけに、龍山が軍事と鉄道の町として栄えると、このエリアに日本から多くの人が定住し、日本人街も形成されていたんだとか。
戦後は、バラック小屋が密集するタルトンネとなり、低所得層がクラス地域として辺りは閑散としていましたが、最近では米軍の駐留や梨泰院へ住む外国人が増えてきたことから、このエリアにも多くの外国人が暮らすようになりました。
外国人たちが訪れるカフェやレストラン、バーなどおしゃれな飲食店が並ぶ一方で、古くからこのエリアに住む韓国人の現地の人たちが普段行くような八百屋や肉屋、魚屋、食堂に雑貨屋など小さなお店が集まる場所もあり、新しさと古さが混合している街です。
「解放村通り(ヘバンチョンキル)」と呼ばれる通りには多国籍料理が味わえるレストランや雰囲気の良いカフェやバーが増えており、新たなお店をこの地にオープンさせようと続々と雰囲気の良いお店がオープンしています。

まとめ


梨泰院の魅力をご紹介しました。
外国人が多く住んでいることから、ソウルの中でも異国情緒が溢れる梨泰院には色々な魅力が詰まっていますね。
最近では経理団通りだけでなく、梨泰院の周辺が広い範囲で注目されています。
天気の良い日は散歩がてら足を延ばしてみると新しい発見があるかもしれませんね。

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